男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 口癖は自己暗示になる

口癖は自己暗示になる

人は自分のまったく意識していない時に暗示にかかっていることがよくある。 簡単な例では、右と左、どちらに行こうか迷う時があったとすると、 その人の経験から右の方が良い事が多いと潜在意識で錯覚していると右を選ぶということ。 「占いでラッキーカラーは赤色です」などという言葉も一種の催眠、暗示であり、 赤いものについつい無意識のうちに目がついていってしまうようになる。
このように人は多くの偏見、偏った意識の元にしぐさや態度、行動などをしていることがわかってくるでしょう。 「つまんないなー」と愚痴っぽく言ってしまう口癖がある人は、本当に退屈な毎日のように感じてくるものです。 逆に「楽しい、幸せ」と言っていると本気で幸福感を感じられる。 マイナス思考、ネガティブな性格の人は悪い方悪い方へと行動するようになり、プラス思考、ポジティブな性格の人は 良い方へと正のスパイラルになるような行動をするようになっていくのです。 ナポレオンの有名な成功哲学、思想は現実化する。 ということそのものです。人はまず考える事から始まり、それを行動に移していく。 だから、普段何気なく深層心理で考えている事が無意識のうちに顔の表情や目つき、しぐさや態度、体の動きや言葉遣いなどから 心理状態が見て取れるようになる。

ピグマリオン効果

・人は人の期待に応えようとする性質がある
ピグマリオン効果は アメリカの心理学者ロバートローゼンタールによって、提唱された心理法則です。 人は誰かから期待をかけられると、その通りの結果になろうとする性質がある。 教師が生徒に対して、「君は頭がいい、将来性があるよ」なんて言葉をかけると本当に成績が良くなる傾向があるという。 だから、子育ては厳しく叱りつけるよりも、少しおだて気味、ほめて伸ばす方が効率が良い事が心理学からわかる。


ピグマリオンとはギリシャ神話に由来がある。ピグマリオンという王様が、 女性の銅像に恋をして、本当に人間の女性になってくれないかと願い続けた所、 その期待をギリシャ神話の女神、アフロディーテが叶え彫像が生身の女性へと変貌したという話です。 期待をすれば、それが現実になるというお話。


付き合っている恋人同士や結婚している夫婦も実はピグマリオン効果に似たものの効果を受けている可能性がある。 好きな男性、女性のタイプじゃないけど、いつか理想通りの人になってくれるのを期待している。 などという状況がよくあり、初めは遊びや告白がきっかけで付き合ったのだけど、交際が続くにつれて お互いが噛み合うようになっていくという事です。「求めなさい、そうすれば与えられる」という マタイの福音の言葉もあるように、人は何かを期待し、そこに向かって行動をすれば、 神様はチャンスを与えてくれるのではないでしょうか。恋愛でも仕事でも人生でも、 絶望よりも希望の方が価値があり、エネルギーが湧いてくるものなのです。






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