男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 態度や行動の類似性が好意に繋がる

態度や行動の類似性が好意に繋がる

人間は親和欲求という誰かと仲良くしたいという欲求があると同時に、外敵に近寄らないようにしようとする 警戒心が備わっています。だから、他人を見た時にその人が自分の仲間、味方、友達になってくれそうかどうかを 瞬間的に判断して、視線を向けたり声をかけたりの行動をとります。 特に好きな人、好意を持っている興味のある相手に対して人間はどうしても、ジッと見つめてしまう性質があり、はたから見てても 恋愛感情がある人を見つめている時の視線はわかりやすいものです。 逆に敵対心や嫌悪感を持っている人にも同様にわかりやすいしぐさや態度、行動などが現れる。 目をサッと一瞬で逸らしたり、体の向きを逸らしたり、遠くに離れたりなどが自分を守ろうとしている行動としてわかりやすいものです。


赤の他人を自分の味方か敵か判断するときの材料になるのが、容姿、外見、見た目やしぐさや態度などに 共通点があるかどうかです。人は自分に似ている行動や振る舞いをしている人を見ると好意的に感じ取ります。 同じ趣味、同じゲームやスポーツをしていればそれだけで仲良くなる理由としては十分事足ります。 自分の好きな服装や好みの異性のタイプ、好きな芸能人やアイドルなど類似性が多ければ多い程、味方、仲間、友達と して本能の心理で判断されるのです。

似た者同士は惹かれ合う

・似ている人を見つけると嬉しい
人は誰しも自分に対して自信満々であるわけではなく、どこか不安を抱えている。 しかし、自分と似たような境遇や見た目、能力などをもっている人を見ると自分が支持されていたり是認されている 存在だと実感できる。これは社会的支持や社会的是認と言われるものです。例えば自分が「あのお店の食べ物は美味しい」 と言ったとすると、それに「私もそう思う」と賛同してくれる人がいればそれは是認された、賛同されたということです。 そうすると人の気持ちは満たされるのです。似た者同士というのは見た目や外見だけでなく、中身、内面に対しても有効なことなのです。


男と女の恋愛場面でもこの理論はもちろん有効で、例えば片思いの人にアプローチするとき最も簡単な方法は、 共通点をリサーチして相手と似せてしまえば良いのです。 例えば相手が、「僕はゲームが好きなんだ」っていったら「私もそうだよ」と同意するだけ。 恋愛上級者は時々辛口意見をいう事で相手の興味や関心、嫉妬心などを引き出すこともあるけれど、 やはり人間関係を良くする基本は、「相手に合わせる」ことが大切です。 例え嘘や演技でも、自分の意見に賛同して乗ってくれる人は、似た者同士であると判断されて「この人なら気が合うかも」と感じさせる効果があります。 異性との会話で議論などをする機会があれば、意見を似通わせるだけで好感度は大いにあがるでしょう。 自分の理論に反対ばかりする人は、基本的には嫌われる。 両想いのカップルを見ても、どこか性格や見た目が釣り合い、マッチングしていて似通っている人が多い。 やはり人は自分と似ている人が好きなのです。






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