男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 トラブルの共有は親密度を高める

トラブルの共有は親密度を高める

トラブルというと心理学的には、ビックリするような不快体験であり、ストレスを感じる要素になる。 その時傍に誰かがいればその人と一緒にトラブルを体験したと認識し、親近感や好意が湧いてくる。 吊り橋理論によく似たものですね。 例を挙げれば、学校で授業中お喋りをしすぎて先生と二人まとめて怒られた場合。 職場やアルバイト先で、クレームを言ってくるおじさんを共同作業で対応したりしたケースなどです。 片思い中の好きな人とはできるだけ近くにいた方が恋愛が成就しやすいというのは大原則ですが、 そこでさらに何か共通体験があると、さらに仲間意識や親和感が出てくるというわけです。

嫌な事は誰かと一緒に処理しよう

・自分と同じ痛みを味わった人に好意を持つ
心理学の実験でこんなものがあります。 二人でペアを作り書類を整理する作業をさせ、腕に軽い振動が流れる。 一方だけ、二人とも、両方無し、というグループで分けて、それらを観察しました。 すると、一方だけや両方無しの場合は、プライベートで個人的な話はほとんどなされなかったのに対して、 二人とも振動があった場合では、二人の会話が個人的なものまで含まれるようになっていたという。 つまり、不快感を伴う体験を共有したことでお互いに、仲間意識が芽生えたという証明になったわけです。 何か大変そうな事があれば、積極的に手伝ったり誰かを頼って助けてもらうと、お互いの好意度が増す結果になるのです。


例えば女性が気になっている男性がいるなら、「レポート一緒に考えようよ」などと 苦労することを共有するとうまくいきやすい。 一緒に山歩きデートなどをするのもよいでしょう。 共同で運動をして疲れる事で、苦労を共にした仲になることができます。 このように苦楽を共にすることは親密度を高める近道です。 あまりにすんなり恋人同士になるよりも、少しぐらい苦労体験があった方がなんとなくロマンチックな 気がするのも良いことでしょう。若いうちの苦労は買ってでもしろという名言もあります。 苦労をすることで、苦労をした仲間、友達や恋人ができることもこの格言の意味合いのひとつかもしれません。






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好きな人に好意を持たれる恋愛心理

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