能弁な人、訥弁な人、これはほとんど生まれつきの性質のようなもので、性格やタイプは家庭環境や学校でのポジション、
そして遺伝子などの要因によって決定される。
話し上手になることは容易ではありません。噺家、お笑い、アナウンサー、声優、など声質が良くて喋るのが上手ければ
それだけでご飯を食べていける世の中です。ただ、話し上手になるには、元々の才能による部分に大きな比重がある上に、
発声練習やボイストレーニングなど日常的に訓練する必要がああるほど難しいものです。
それに話し上手は羨ましがられることもあるが、実はメリットだけではなくデメリットもある。
ペチャクチャとめどなくお喋りをする人は好かれる事もあるが極端に嫌われる可能性も秘めている。
芸能人では、さんま、島田伸介、ビートたけし、タモリ辺りはお喋りで有名で、多くの人から人気があり好かれているが、
逆に多くの人から批判されたり嫌われている事実もある。出る杭は打たれる、出しゃばりは目をつけられるのは
人間心理に自然と備わっている妬み嫉み嫉妬などのマイナス感情です。世の中は誰もが聖人君子のようにできている人間ではないので、
目立てば目立つほどその分アンチと呼ばれる反対勢力が出てくるようにできている。話し上手はそのアンチを呼び寄せやすいのです。
・聞き上手は誰からも好かれる
聞き上手になる方法は話し上手になる方法よりも簡単で、特訓や訓練無しでも少し意識を変えるだけで短時間で聞き上手になることができる。
しぐさや態度で相手に「私はあなたの話に興味があります」という意志表示をするコツは簡単で、
相手の目をジッと見つめる、適度な感覚で「ふむふむ」といった具合に頷いたり、「へぇ〜」などの言葉を出す。
実はたったこれだけの事をするだけで人は気持ちよく話すことができる。
人が話している時最も不安なのは、「この人は自分の話を聞いていて退屈してないかな、無関心じゃないかな」という事が
気になっている。だから、それを解消するために相手の方に視線を向けたり、適度に頷くことで話し手に安心感を与える事ができるのです。
何も意識していない人はそっぽを向いていたり、直立不動でリアクションが薄かったりします。これでは
「この人と一緒に居ると居心地が悪いな」と無意識の心理のうちに決めつけられてしまうのです。
具体的にもっと上級者向けのテクニックになると、相手の話したい話題を見つけてそれを質問してあげるというものがある。
これは少しだけ慣れが必要で、相手が目を輝かせて楽しそうに話している事は深く掘り下げて聞いてあげる。
つまらなそうに嫌々話しているような話題の場合は、すぐに他の話題に切り替えるという方法です。
これは男女がデートをする時には必須とも言える恋愛心理テクニックかもしれません。
特に女性はお喋り好きが多いので、話を沢山聞いてくれる男性を彼氏にしたいと思っている人が多い。
彼女の心に溜まったストレスや悩み事、吐き出したい事をいくらでも話せるような包容力や安定感のある男性に
女性は魅力を感じて心惹かれるようにできている。会話は男と女の関係を、友達から恋人、恋人から結婚相手、夫婦へと
ステップアップさせるために必ずしなければならないもの。
できるだけ相手に気持ち良く話させることができる方が異性にモテるし好意を持たれるようになるでしょう。