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自分にないものを求める心理

人が好意を持つ典型的な性質には類似性の法則と相補性の法則というものがある。
基本的に人は自分と似ている人、似た者同士の人に興味を持ち好きになりやすい性質がある。 家が近所、学校が同じ、趣味や部活、サークル活動が同じ、服装、ファッションセンスが似通っている等です。 似ている人は自分の仲間だと本能で思い込むので、心理的にお近づきになりたいと自然に思うのです。
また、その反対に自分が持っていないような能力、知識などを有する人とは相補性の相性と言うことができるので これまたマッチしている。簡単な例では女性は筋肉量が少ないので、男性の筋肉質な腕や手など力強さや頼りがいなどに魅力を感じやすい。 男性は女性の綺麗さや清楚さ、しなやかさ、華奢で可愛らしく守ってあげたくなるような女の子に魅力を感じる。 これは男女間における相補性のわかりやすいものです。お互いの欠点や長所が歯車のように噛み合う相性です。 お喋りな女性と、少しぶっきらぼうで無口な男性などは割かし恋愛の相性が良いのです。 低身長は高身長が好き、ぽっちゃり系のおでぶは痩せている人が好きなどあらゆるもので相反するバランスの性質は成り立ちます。 隣の芝生は青く見えるなど、人は無い物ねだりの心理が強い。自分の持っているものよりも 他人が持っているものの方が欲しくなるような気持ちが存在するのです。自分にないものを求めるのは人間なら誰しもが 持ち合わせている心理です。

男は男らしく、女は女らしくが恋愛成就のカギ

・恋愛の相性はある程度性質が決まっている
男性は自分の持っていないものを女性に求める事が多い。 癒し系や天然系、和み系などの女性がモテるのは男性の力強さとは正反対のベクトルの強みを持っているからです。 男性は接客などで人に笑顔で接したり挨拶するのが苦手です。だから、八方美人だったり周囲に愛想を振りまくことが 上手な人に憧れてしまう部分があります。話し上手、お喋り好きで明るい女性や、朗らかでちょっとした冗談でも 大げさに笑ってくれるような感受性豊かな女性が好きなのです。


女性は、弱気でうじうじ悩んだり優柔不断そうな男よりも、多少能天気でも行動力があり引っ張ってくれそうな男の方を選びます。 これは動物的な本能によるものです。自然界では弱い者は淘汰され、子孫を残すことはできません。 決断力が無いと、外敵から身を守る時など咄嗟の判断が必要な時に家族もろとも逃げ遅れてしまいます。 女性は男性にリーダーとして頼りがいがあるかどうかを恋愛でも結婚でも判断材料の一つにしている。 それは精神的な安定感や経済力などあらゆる部分でチェックされます。 だから、多少虚勢を張って強気にハッタリをかましている素行不良っぽい男性の方が、真面目で優等生な男性よりも魅力的なのです。 現代社会では人と争う機会は少ないけれど、根本的な生存本能は潜在意識の心理、本能として色濃く残っている。






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