男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 同じグループの人に好意を持つ

同じグループの人に好意を持つ

社会心理学の分野では、自分の所属しているグループを内集団、それ以外を外集団という。 人は内集団のメンバーに対しては、好意や親近感、一体感や仲間意識を感じ、身内に甘く贔屓する傾向がある。 それとは逆に外集団の人達に対しては、警戒心や防衛意識、対抗心やライバル意識などの 敵対心が芽生える。 この傾向は集団が非公式(インフォーマル)な存在であればあるほどパワーが強まる。 アンダーグラウンドの集団は結びつきが強く、他のチームに対する対抗心も増すというわけです。 不良グループが学校や町ぐるみで抗争を起こしたりすることを想像してみると関係がわかりやすいでしょう。

サークルや部活動は恋が芽生えやすい環境

・好きな人がいたら同じグループに入ろう
人は誰でも、初めて新しい集団に入ろうとすると、不安や恐怖心を抱く。 それは、外集団は危険だとする本能が抵抗感を感じさせ回避行動をとらせるからです。 他の組織に入ろうとする時にブレーキがかかるのは生存本能で、生命を守るためになされる心理なのです。 しかし、一度その集団に入ってしまえば、その中に居る人は全て知り合いになり味方へと変化します。 これが人間の不思議な所で、外から眺めていると敵なのに、内に入れば仲間、友達、恋愛対象、恋人にもになれる。 少し位置的な環境を変化させるだけで人間関係はいとも簡単にコントロールできるという証でしょう。


サークルやクラブ活動、部活などでカップルが誕生しやすいのは誰もが体感していると思います。 職場恋愛、社内恋愛なども同様に共通のグループだから恋人同士にも結婚対象にもなりやすい。 まず、同じグループに所属していると、普段なら声をかけにくいような相手でも気楽に声をかけることができます。 「新入生?」「新人さんですか?」など軽い挨拶から会話に入ることができます。 所属がまったく違う赤の他人に声をかけるのは難しいですが、同じ内集団の人であれば、 些細なきっかけからアプローチやアタックができます。 同じグループというだけで、親近感や安心感などが生まれやすい。また心理学の最も基本である単純接触の効果も フルに効果を発揮する。何度も顔を合わせる機会があるので、大した会話やコミュニケーションが無くても、 長い時間顔を合わせたり視線を向け目と目が合うだけでも恋愛対象になりやすいのです。 そして、お互いの距離が近いから、メールアドレスや電話番号などの連絡先を聞き出すのも容易です。 とにかく、同じグループに所属することができれば、片思いの相手と両想いになれる確率は格段に上がります。 自分のポジションが相手にとってどこなのか、そしてできるだけお近づきになれるように努力して頑張りましょう。






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好きな人に好意を持たれる恋愛心理

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