男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 肯定してくれて褒めてくれる人が好き

肯定してくれて褒めてくれる人が好き

人は誰しも自分に疑問を持っていたり、自信を持てなかったりする。 自信過剰で活発でよく言葉を発するお喋りなタイプであっても、どこか心の奥底では寂しかったり 誰かから支持されたいと願っている弱気な一面がある。 どんなに社会的に地位の高い人やお金持ちであっても、目の前にいる好意を持っている相手、 それが異性なら尚更、その人に認められたいと思うはずです。 人間は誰しも人から好かれたいがために生きている。誰かと仲良くしたり親密になりたいと 思うのは人間の根本にある本能の欲求。だからそれを満たしてくれるような褒めてくれる人、 自分に同意、賛同、肯定してくれるような味方になってくれる人は大事にしたいと思われるのです。


ただ、人間的にまだ未熟な人が相手の場合は、褒めすぎると天狗になって調子に乗ってしまうこともある。 男と女の付き合いでは、一度優しくすると、その優しさが当たり前かのように錯覚し、 それがきっかけで別れることになってしまうことが多い。これは夫婦でもよくあることで、 習慣として甘やかしすぎると、しぐさや態度が横柄になったり乱暴になったり変化することがある。 世の中人間的に出来ている人ばかりではないので、勘違いをされそうな相手の場合は注意が必要です。 しかし、貶されるのと褒められるのでは心理的に気分が良いのは褒められて肯定してくれることであるのは間違いありません。

心理療法で有効な傾聴の態度

・話を聞くことも相手を肯定することに繋がっている
心理療法の中に、話を聞くことによって相手の心の病を取り除いてしまうというものがある。 名前はフムフム療法などとも呼ばれているもので、話を聞きながら頷いたり「ふむふむ」などと相槌のような つぶやきをして相手の話を聞くだけのものです。実際、自分の話を真剣に気長に聞いてくれる人は 身近にあまりいないのではないでしょうか。特にどんな事情であれ友達が少ない人や孤独な人はその傾向が強い。 人は人間関係が充実していない時、自己実現や成長意欲が失われやすいと言われている。 人間関係や男と女の恋愛関係などが充実している人は、自然と人から支持される、称賛されるような言動を受ける事になる。 それが自己肯定感へと繋がり、人生においてのやる気に繋がるというわけです。精神科医も この事を理解しているので、患者さんの味方になってあげるように、話を聞いてあげるわけです。 別段改善策などを強制したり指示しないことフムフム療法のポイントです。 行動を強制すると、受け身になってしまい、自ら行動して成長しようという意欲が削がれてしまう。 学校なんかでは大抵は子供のやる気を削ぐような教育しかしていないのは簡単にわかることです。 人は指図されたり命令されると、これからやろうとしていることでも億劫になってしまう性質を持っている。 本当にやってほしいのであれば、自発的に促すような作戦をとらなければいけないのです。


・褒めるのはいいことづくめ
子供や学生、生徒の教育でも、上司から部下への言葉でも褒めることは必ずいい方向に向かいます。 例えば父親や母親、両親が子供をベタ褒めすると、子供は天狗になって調子に乗るかもしれません。 しかし、親が褒めてくれるので、自ら努力をし、成長しようという意欲がどんどん湧き上がってくる。 アインシュタインは両親に溺愛されていたと聞きます。駄目な部分や欠点ばかりを貶すのではなく、 長所をどんどん褒める事、これこそが人間が向上していく上で最も大切な事なのです。


また、男と女の恋愛でも、褒める事は良い効果を生む。 恋愛上手なフランス人、イタリア人などはサービス精神旺盛で、挨拶代わりに異性の魅力的な部分を「素敵だね」と褒めてくれるそうです。 好きな女性がいたのであれば、さらっと「その服可愛いね」「髪綺麗だね」などと言えば良いのです。 人は冗談であっても、褒められれば嬉しいもの。女性から男性を褒める際も、 「背高いよね」「痩せてるね」「筋肉質だね」「短髪いかすじゃん」など褒める箇所はいくらでもあります。 人は自分の気分を良くしてくれる人を嫌いになることはありません。例え理論がめちゃくちゃのゴマすりのようなものでも その場の雰囲気が楽しく和気藹々となれば満足するのです。 褒め上手はモテるし好意を持たれやすい。そして誰からも嫌われることなく支持される。 悪口や陰口、愚痴や小言などばかりを言っている人よりも恋愛対象として興味を持たれやすいのは当然でしょう。 性格やタイプによって相性はありますが、やはり暗くどんよりした人よりも明るく楽しい人の方が一緒に居たいと思えますからね。






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