人は近ければ近い程好きになりやすい近接の効果という心理があることは既に一つ前の記事で紹介しました。 近距離だったら親近感を抱きやすく親密になりやすいのであれば、逆に遠距離であればお互いの意識が薄れて 恋愛感情も自然と冷めていくのは当然の事です。人間関係で大切な事に「自我関与」 の割合の大きさがあります。これは何かというと、どれだけその人の事を考える時間があるかです。 好きな人、好意を持っている相手であれば自然とその人を想う時間が増えます。片思いであれば 恋心はさらに増していくでしょう。他にも普段やたらとうるさかったり、特徴的な髪型やファッションをしている、 不良っぽい、ギャル系、など強烈な印象を残すタイプの人は比較的恋人ができやすい。 相手の心理の奥底に特有のイメージを残すことができるため、印象が強まるからです。 影の薄い人、特徴の無い人と言われてしまうと、恋愛対象としてはなかなかモテないし人気が出にくいのです。 その理由は脳が記憶できているかできていないかの差です。目立つ人程異性から人気になるのは間違いありません。
・遠距離恋愛をするぐらいなら結婚を決意しましょう
一部のイケメンや美人、特別可愛い子などは別ですが、
人間心理には来る者は拒まず、去る者は追わずという気持ちがあるのが普通です。
自分から離れていく人を何百人と追っていては身体が持ちません。
自分の事を好きでいてくれる人、本気、本命の気持ちで愛してくれる人がアプローチしてくれば
誰だって嬉しいし感激するでしょう。昔は仲が良くてメールや電話を毎日のようにしていた友達でも、
学校を卒業したり、仕事場が転勤して変わったりすると途端にメールや電話もしなくなり遊ぶ機会も無くなり、
疎遠スパイラルに入っていく。これは男女交際でも同様です。どんなに大好きで両想いな彼氏彼女であっても、
遠くに行ってしまうとわかれば、恋愛感情も冷めていきます。特に多いのが、高校から大学や専門学校へ進学するときです。
一方が上京し、一方が地元へ残る遠距離恋愛のパターン。このケースになると大抵は破局、別れることになります。
よほど深い絆、信頼関係で結ばれていなければそれぞれ別の相手を好きになるのは自然な事です。
会えない人をいつまでも思い続けていても自分の遺伝子、子孫を残すことができないので、
本能が新しい恋人を求めてしまうのです。