男と女の恋愛心理学研究 好きな人に好意を持たれる恋愛心理 会えば会うほど好きになる単純接触効果

会えば会うほど好きになる単純接触効果

毎日の通勤電車で見かける人になんとなく好意を持ったり気になってしまう事はないでしょうか。 これが単純接触の効果の最たるもので、何回も偶然見かけるだけで人はその相手の事を好きになりやすい性質を持っている。 人間は誰しも初めて会う人には多少の警戒心を持っていて、「もしかしたら危ない人ではないか」「危害を加えられるかもしれない」 と本能的に身を守るような思考をしている。だから何度も会う事によって徐々にその警戒心のバリアー、心の壁が 溶けてくるという状態なのです。だから、会えば会うほど気になり好きになっていく。


ただしこれには一つだけ条件がある。初頭効果、第一印象など初めて会ったときになんとなく「気が合わないな」「馬が合いそうじゃないな」 と思われてしまうと、偶然顔を会わせる機会があるたんびに相手からはさらに嫌われる事になる。単純接触の原理、法則は相手に 平均以上の好印象を持たれている事が前提条件になっていることを忘れてはいけない。 不精髭を生やしてヨレヨレのシャツを着た時が初対面だと、なんとなく恐い人、不気味な人というイメージを持たれてしまい。 次にあってもさらに恐怖心が募るだけになる。 また、女性同士の関係は、仲が好さそうに見えても隠れて陰口や悪口、嫌味などを言っていることがあり、 ニコニコ笑顔の表情をしているのに本音、本心では大嫌いということがあるから注意が必要です。

恋人同士になりやすいのはよく会う人

・距離が近い人程好きになりやすい
周囲の友達などを見てみればわかるように、彼氏彼女の関係、嫁、妻、夫、旦那として結婚するような男女は、 必ずと言っていい程どこかで接触する機会が沢山ある。同じバイト先、仕事先で日常的に顔を合わせていたり、 学生時代は、学校の同じ教室、クラス、部活やサークル活動での先輩後輩なども恋愛関係になりやすい。 これらは対人心理学では「近接の効果」と呼ばれている。 当たり前の事ですが、人間は近くにいる人程意識しやすいのです。これは心理学用語では自我関与の割合が多いと言います。 つまり、相手の思考の中に占めている割合が大きいのです。 遠く、遠距離にいる美人や可愛い子よりも 近く、近距離にいる手頃な女の子の方が男性からは選ばれやすい。これは男と女が逆になっても成り立つ心理です。 好きな人ができたらとにかく顔を会わせるために距離を近づける。モテる男女は 活発で行動的であり、スポーツや友達と遊んだり目立った派手目の髪型やファッション、しぐさや態度が特徴的など、 多くの人の目に映るポジションにいる可能性が高いということも好かれる一因となっているのです。






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