マズローの5段階欲求説でもわかるように人から認められること、認識されることや興味を持たれる事は
承認欲求や愛情欲求を満たす要素になります。
しぐさや態度、会話などの日常的なコミュニケーション方法で相手を心地よくさせることができます。
また、承認欲求や愛情欲求は比較的高い段階の欲求で、意外と誰もが不足しがちな願望なので、
それを満たすような異性が目の前に現れれば誰もが好意を持つでしょう。
大抵の人は、家庭内では両親に怒られて、学校や塾では先生に目をつけられ、アルバイトやサラリーマンでは仕事先の職場で
上司に説教をされる。そんなストレスで疲弊している中、自分の気持ちを真剣に考えて理解してくれて受け止めてくれる人がいれば、
どんな男性でも女性でも、誰でもその人に心をときめかせ好意を持ってしまうものです。
癒し系や天然系の男女がモテるのはここら辺が理由にあります。
イケメンや格好いい男性、可愛い、美人な女性でなくとも、
ここら辺の部分でアドバンテージがあれば、不細工やぽっちゃり系、ヲタクなど容姿や性格が人より少し変わっていても
彼氏や彼女を作ることが可能なのです。実際結婚している夫婦は皆が皆ルックスが良いわけではない。
お互いがお互いの事を認めて共同生活をする。認め合うことが一番大切なのです。
・相槌は相手に好感を持たれるお手軽な心理テクニック
人が会話をしている時に最も心理的に心配している事は、相手が自分の話を聞いて楽しんでいるのか、退屈していないか
という事です。例えば頭に思い浮かべてみればわかると思いますが、直立不動で無表情の人に自分がひたすら話している場面と、
にこやかにほほ笑み目を見ながら相槌をしてくれている人に話しかけている場合。話しやすいのは当然後者です。
人は、話している時に視線を向けてくれなかったりリアクションをしてくれないと無意識のうちに会話を中断
したくなってしまう性質があります。大した反応をしなくても会話が続くのは余程能弁な人か、お互いの相性が良く
マッチしている場合だけでしょう。普通はそれなりのリアクションや相槌が無ければ雰囲気が悪くなり息が詰まる感覚がしてくる。
この恋愛心理テクニックは男女共に効果があるのですが、女性は男性よりも交際時の会話の楽しさを重視する傾向があるので、
より効果的です。相手が何か発言したり喋っている時に、「うんうん」と頷いたり「へぇ〜」とか「すごいねぇ」と
適度に相槌を打つだけの方法です。さらに目を輝かせて興味津々で相手の話を聞くような素振りができれば100点満点。
「話下手な僕の話をこんな楽しそうに聞いてくれるなんて」と思われる事間違いなしです。
人が会話をしている時最も楽しいのは、自分の事を話している時です。今日あった面白いこと、趣味、旅行、美味しい食べ物、
バイトの話など、自分に関わることを話している時が最も楽しいのです。
だから、一般的に聞き上手はモテると言われています。誰も興味がないような個人的な話を興味津々で
真面目に楽しそうに聞いてくれたら最高に嬉しい。頷いたり相槌を打つだけで人間関係は豊かになります。
少し意識して相手に気持ち良く喋らせるという努力をしてみましょう。そうすれば恋愛や結婚
、人間関係が円滑にうまくいきやすくなります。