心理的リアクタンスとは、日本語で簡単に言えば人の反発心のようなものです。 大抵の人は誰かから命令されたり強制され、自分で選択する自由が無くなると 反発したくなる気持ちがある。特に男性は支配欲求を持っていて自分の思う通りに物事をコントロールしたいため この心理が女性よりも強い。人は基本的に自分の意見によって行動を決定したいという欲求がある。 わかりやすい例では母親から「勉強しなさい」と言われると妙にやる気がなくなって意欲がまったく湧かなくなるようなものです。 お利口さんで真面目な人ならそれでいう事を聞くかもしれないが、男脳で男性的な性格が強いタイプの人の場合は、 そういわれるとますますやる気は削がれ余計に遊びまわるようになってしまうかもしれない。 基本的に教育において「強制」は良い効果を生まないのです。自主的にやりたいことをやっている時、 その人の持っている力をフルに発揮できるように心理的にできているのです。
・嫌いと言われると好きになってしまうこともある
男と女の恋愛の話で、「好きの反対は無関心」なんて言われる事がよくある。
それは当たっているかもしれない。好き嫌いは相手の事を強く意識していなければ生まれない感情。
ただ、本気で嫌っている場合もありますが、無関心よりはまだマシで可能性があるのかもしれない。
人は当然好意を示されれば「返報性」の性質から自分も相手の事を好きになりますが。
逆に「嫌い」と言われると好きになりやすい事もある。
最近流行している性格にツンデレというものがある。しぐさや態度などは素っ気なくて
冷たい、ツンツンしているのに、二人きりになるとデレっとして優しくなるというもの。
これは心理的リアクタンスの効果が発揮されている例でしょう。
人は怒られたり嫌悪感を示されると普通は嫌いになりますが、天邪鬼だったりひねくれてる性格の人は
むしろ悪口を言われると、悪口を言った相手に興味関心を持つことがある。無関心よりも
意識レベル、自我関与の割合が大きく、その人の事を考えている時間が長くなるので、
「気になる存在」から「恋愛対象」へとステップアップしていってもおかしくありません。
また、人は好きな人から欠点や悪い部分を治そうと指摘されるのが好きです。
特に女性は頼りになる、尊敬できる大人の男性により成長を促して欲しいという欲求があったりする。
男性から厳しく叱られたり教えられると、それを愛されていると心理的に思いやすい。女性の場合は
従属の立場、尽くすポジションに立たされると居心地が良いと感じるようです。
逆に男性の場合は、嫉妬心や反抗心から女性を好きになる事があるようです。
まったくアウトオブ眼中で自分に全然無関心の人には通用しないこともあるかもしれませんが
メールでも電話でも直接会って会話してる時でも、意図的に「嫌い」という事で
片思いの相手が振り向いてくれることもあるかもしれないという恋愛心理テクニックです。
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