一目惚れから始まる恋愛や結婚は長続きしやすいというデータがあります。 アメリカの心理のアンケートでは、普通恋愛結婚した男女の離婚率は約半数だが、 一目惚れをしたケースでは、離婚率が1〜2割程度へと減少している。 つまり、一目惚れをした相手にすぐさま声をかけたり愛の告白をして付き合い始めた男女は、恋愛も結婚も幸福で成功と言えるものに なりやすい。学校やアルバイト、仕事先や電車内など、出会ってすぐ好きになった相手に対しては 、手紙やメールでもなんでも良いので、早め早めにアプローチするのが正解なのです。 そしてもしデートや遊びの約束ができればしめたもので、交際が始まれば大抵はうまくいく恋人同士、カップルや婚約すれば良い夫婦になれることでしょう。 一目惚れしても恋のチャンス見逃してしまってはもったいないので、いつでもアタックできるような積極的でアクティブな 勇気などは心構えとして準備しておきましょう。
・一目惚れは心理学的には勘違い
一般的に恋愛心理の立場としては一目惚れは二つの意味合いがある。
一つは強力な錯覚による恋心です。例えば初対面で一目見た時に自分の理想と合致する箇所がひとつでもあれば、
その人の全てが理想的だと脳が決めつけて断定してしまうこと。
そして人間の思い込みは非常にパワーを持っており、その人がどんなしぐさや態度、言葉を言おうが
理想のパートナーと信じて疑わない状態になる。まさに恋は盲目といった状態です。
「病は気から」という言葉がありますが、人間は「自分の体調が悪い、病気だ」と
強く思い込むと本当にそうなる。偽物の薬であるただのビタミン剤、俗に言うプラセボを医師から処方された患者は、
それを飲むことで本当に体調が回復し病気が治る。他にも心理学では「予言の自己成就」というものがあり、
心理の奥底、潜在意識で「こうなるだろうな」と思っている事を無意識のうちに自分で実行し実現させようとしてしまうもの。
だから「私はこの人の事が大好きなんだな」と思い込むとその思いがどんどん膨らんでいき自然と仲良くなっていく。片思いの心境なんて
まさにこれですよね。初対面や出会った瞬間に錯覚する。それが一般的に一目惚れのメカニズム、仕組みだと言われています。
そしてもう一つ一目惚れの仕組みがある。それは遺伝子的な相性を瞬時に判断して自分に最適でマッチしている相手だと
好きになるというものです。特に女性は嗅覚が発達していて男性の遺伝子情報を出会って数秒で
解析してしまう能力を持っていると言われている。特に、自分と遠い遺伝子であればあるほど、相性が良いと判断される。
これは生存本能が強く働いている証拠である。自分の子孫繁栄のためには、できるだけ免疫力が強く厳しい環境でも
生き残れる子供が欲しいと本能は考えている。だから、自分の遺伝子では耐えきれない病気や環境でも生き残ることができるように
、できるだけ自分とは違った免疫や細胞を持っている人と付き合いたい、結婚したいと思うようなのです。
肌と肌を重ね合わせると気持ち悪いと感じたり、逆に吸い付くような感覚になる男女もいる。
体の相性や匂いの相性などによって、好きか嫌いかを判断しているのです。