独身、未婚時代の恋愛と結婚では大きな違いがある。
それは、年収や収入に対してシビアになり、子供産み家庭を持つことで責任が重くなり、
共同生活をする煩わしさ、両親や親戚付き合いや不仲、結婚制度による様々な縛り
などが生じてきます。特に結婚相手を結婚相談所や婚活サイト、お見合いやカップリングパーティなどで
探している独身未婚の男女は、お互いに好条件の相手を探し求めるためになかなか結ばれない。
なかなか結婚できない原因の共通点は、男も女も結婚に対する理想的なイメージを持っていて、
そのイメージから外れている相手は全て「何か理想の相手と違う」と却下してしまうところになる。
主婦になりたい女性、仕事をしていたい女性、両親と同居して面倒を見てもらいたい長男、
挙げれば沢山の細かい条件が出てきます。
世の中には完璧に理想的な人と知り合い、彼氏や彼女など恋人関係になり、結婚して夫婦になるなんていう人は
ほんの一握りです。好きな人でも、性格のどこかしらの欠点や欠陥を抱えているのは当然の事。
それを全て「理想と違うから」で付き合いをやめてしまったら
いつまでたっても結婚相手となる異性のパートナーは見つかりません。
時には結婚の現実を冷静に見つめなければいけない時もあります。
一生独身か、それとも多少ハードルを下げて結婚するか、選択権は本人にあります。
・結婚の妥協点を探そう
結婚と就職は少し似ています。
仕事や職業は自分のやりたいことがそうそうできるものではありません。
事務職希望でも求人の競争率が高ければ忙しい営業職に就かざるを得ないこともあります。
恋愛や結婚もこれと同じ、あまりに玉の輿狙いでハイスペックな人とばかり付き合っていると、
ライバルが多くてなかなか結婚できません。しかし、会社も人も同じで
偶然にも良縁に恵まれて、自分とは比べ物にならないぐらい高レベルな人と付き合えることもあります。
しかし、それは努力と運によるもので、必ず成功が約束されているわけではありません。
理想を夢見てばかりであまり好条件の男女ばかり追いかけていると、いつの間にか
20代の結婚適齢期が過ぎて、30代、三十路、アラサーなんて言われる年齢にあっという間になってしまいます。
男女共に35歳を超えてから婚約する確率、結婚率は5%程度と言われています。
高望みで夢見がちなばかりに一生独身貴族になる人もいます。
ただ、人間の半分は結婚できないそのような人もいます。その人たちは一切妥協しなかったか、
あるいは一人の自由気ままさは選択したのでしょう。
中高年や高齢になってくると家族や家庭が無い孤独感にさいなまれるようになります。
そんな先を気にする必要なないかもしれませんが、やはり最愛のパートナーがいた方が人生は楽しいのは間違いありません。
結婚の理想と現実、その二つの妥協点を見つけてどこら辺に適切なハードルを置き婚活をするのか良く考えましょう。
焦る必要はないかもしれませんが、自分に対して興味関心や好意をもって口説いてくれる人、
メールや電話など連絡をくれてデートに誘ってくれる人、嫁や夫としてもらってくれる人がいるうちに勢いで結婚してしまうのが良策です。
何もしないよりはバツイチ離婚であってもした方が後悔は少なく豊かな人生を歩めると思います。