会話ネタの選び方は結構大切なものです。 男性同士ならネガティブな話題、愚痴や批判、反論など何を言っても許される気楽な空気がありますが、 女性同士や男女交際、デート中などは気を付けないと思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。 話題には当たり障りのないものから、プライベートなものなど個人的な深い部分に入り込むものまであります。 会話をしていてもっともやっちゃいけないタブーは話を聞いている相手を退屈させたり傷つけることです。 メールでデートや遊びの約束を取り付けるまではうまくいっても、お喋りが弾まないと 彼氏や彼女、恋人としての親密な関係にまで発展していかない可能性もあります。 逆の話し上手な人は顔や容姿、スタイルや体型などが平均以下だとしても、 一緒に居て面白いという理由だけで好かれます。 会話能力は人間関係の要であり、一生付きまとう問題なのでどこかで自分のスタイルのようなものを 確立させて独自の会話テクニックを習得しておきたいものです。
・自慢話
これは男性が最もしてしまいがちなことです。
自分の仕事がうまくいっている。マニアックな趣味の自慢。日々の筋トレ自慢。高学歴自慢。実家がお金持ち自慢。有名人と会った話など。
どんなものであれ自分の自慢話をしてしまうことは相手に不満を感じさせる要素になります。
自分を大きく見せようとするのは悪くない心意気ですが、自慢話を延々と聞かされていると
心理的に見下されているようで辟易としてしまいます。
どんなに凄い肩書があったとしてもそれを自分でアピールするようでは面倒くさいと思われても仕方ありません。
聞かされている方としては「すごいね」と言うほかないので、会話として成立しにくいのがネックの話題です。
沈黙してしまった時に場を持たせるぐらいなら良いですが、自慢話を主にして会話を構成するのは嫌われる
原因になります。
・相手に関連のある話
同じ学校の男友達や女友達、恋人の話(恋バナ)、家族間や親戚の話題、趣味や最近ハマっている事、
最近ではmixiやツイッター、フェイスブックなどのネット関連の交流話も含まれるでしょう。これらは比較的プライベートな部類の話です。
お互いにある程度仲が良い、または相性が良いと感じる時はできるだけ個人的な話題を選んでいくと
早く親密な仲になることができます。
人は赤の他人とは浅く広い当たり障りのない話しかせず、自分が心を許した好きな人には心理的距離が近い話題をする。
つまり、趣味が同じだったり、兄弟姉妹、父や母などの両親、身内同士での付き合いがあれば、かなり仲良しと言えます。
付き合っている彼氏や彼女とその両親が知り合いだったら結婚まで話が進んでもおかしくありません。
「この人と仲良くなりたい」と思える程好意をもっている相手と話せるチャンスがあったら、
家族構成などプライベートな話を選んで、その話で共通点などがあればさらに深く突っ込んだ質問をしてみると心理的に無意識のうちに急接近できます。
また、人は自分の話を他人に聞いてもらいたい生き物なので、この個人的な話題が最も盛り上がるものです。
ただビジネスや仕事ではあまり適さない話題なのでそこは区別して話題を選びましょう。
・誰にでも使える話題
道端に歩いている時に目に映るもの、面白い他人への評価、有名なテレビ番組やドラマ、芸能人や歌手の好き嫌い、
漫画やゲーム、天気、新聞に出ていたニュース速報、インターネットの話題など。
話している相手にとってあまり関わりが無いけど、少しだけ興味があるような話題が間を持たせるのに有効です。
大人の男女に使えるのは政治経済、マネーに関する話ですが、意見が食い違うと雰囲気が悪くなることもあるので
軽めにとどめておくとよい。
また、宗教の話は日本ではほとんどタブーで、初対面のような相手にはしない方が無難です。
勧誘されるのではないかと警戒されるし、もし相手が宗教に入会している人だったら
信仰を否定するようなことがあれば怒り出すこともあるでしょう。
結局会話はプライベートな話題とオープンな話題の二種類があり、その中から相手に合わせて
会話ネタを選んでいくという作業です。嫌われる会話ネタは控え、相手に花を持たせて気持ちよく喋らせること、
結局一番人気でモテるのは聞き上手で包容力がある男女です。