人間の五感の中で目に映るものや耳で聞こえた音、声などは、他の人と同じように共有することができる。
二人の人間が同じものに視線を向けた時、目に映るものはほとんど同じであるように音や声についても
同様の事が言える。しかし、人によって受け止め方や感じ方がまったく異なるものもある。
それは味覚です。同じものを食べても
味の感じ方は人によって微妙に異なるし、おいしいと思うか不味いと感じるかは個人差が大きい。
それだけに二人の人間が同じものを食べて、どのような感想を持つかは
その二人が共感できるか、相性が良いか悪いかなどと大きく関わってくる。
同じ料理や食べ物をおいしいと共感できる人間同士であれば、
他の事でも共感するチャンスに恵まれる。つまり味覚が
似ていると一緒に居るだけで心理的に楽しいし居心地が良く感じる。
男と女が食事を共にするのは、一緒に寝るぐらいの心理的な意味合いがあると言われています。
食べ物の共有は、人間の本能的に心を許した仲間や家族のようなものと認識されるのでしょう。
・食事デートでは同じものを食べよう
ファミレス(ファミリーレストラン)や焼き肉、居酒屋、ファーストフード店、喫茶店やカフェなど、
食事をする機会がある時、初デート時など二人がまだ友達か恋人か微妙な関係の場合は
同じメニューを頼むとうまくいきやすい。
この方法は好意を持っている彼氏や彼女だけでなく上司や部下との付き合いでも通用する心理テクニックの方法です。
同じ料理を食べて、一緒に「おいしい」と思えれば、二人の精神的な距離はグッと縮まります。
お互いの相性を知って親しくなるには同じものを食べるのが最も近道なのです。
あっさりした菜食主義で日本料理が好きな人と、脂ぎったステーキしか食べない肉食系の人とでは
同じ料理の味や感覚を楽しむチャンスが生まれない。
お互い自分の好きな食べ物を好き勝手に口にほうばるだけなので、意思疎通や共感することができない。
もしも、好意を持った異性と食事デートをする機会があれば、
ぜひ同じ料理のメニューをオーダーしましょう。
または、相手の料理を「ちょっと頂戴」とおねだりするのも会話やコミュニケーション、親密な男と女のいちゃつきのようで愉快でしょう。
そして、相手と同じように「おいしい」と思え意見が一致したらきっと二人は気が合うもの同士として
、フィーリングがあう恋人同士、カップルになれる可能性が高まります。