男社会と女社会とを比べて見ると、お互いの心理的の距離や物理的な遠近感などが
まったく違うことがわかります。
男性は同性の男友達であってもふざけて悪口を言い合ったり素っ気ない態度を
とることが普通であり、そのこと自体を男同士で気にすることもあまりありません。
つまりドライでサラッとしてる関係と言える。これに対して女性は、
女友達の前で欠点などを指摘することはまったくなく、お互いに笑顔で
客観的に見ればいかにも仲が良さそうに振舞います。
しかし、どれだけ仲が良さそうでも本音や本心では、友達を嫌っている事があり
グループでいる時にその特定の女友達がトイレで席を外すと嫌味をぶちまけていることがよくあります。
男は表面的な付き合いよりも根っこの気持ちでの付き合いを重要視し、
女は自分の本当の気持ちよりもその場を穏便に済ませることに終始する。
簡単に言ってしまえば、女性は他人からどのように評価されるか、見られているかを
強く気にする心理があるのです。
だから、人が見てる前では「真面目ないい子ちゃん」であるかのようなポーズをとる傾向がある。
・女性の前で違う女性を褒めるのは禁句
男心は個人的な評価に対してプライドを傷つけられるのを嫌うが、女心はそれとはちょっと違い、相対的な評価に対して自尊心が高い。
誰かと比べて自分が上でなければ気が済まない。
一種の特別なお姫様願望とも言える心理です。
ある程度感情の強弱はあるものの、女性は比べられることに対して敏感です。
男なら「アイツと俺は違う」でそのまま流して済みますが、女は常に上にいたがる。
彼氏持ちや結婚している女性は独身女性を蔑み、独身女性の方も何となく感じる負い目から
リア充グループとの友達付き合いもなくしてしまう。誰かと比較されることに非常に敏感なのです。
女性が最も嫌いな不快感を感じる悪口は、自分を「気持ち悪い、可愛くないね」と言われることよりも、
「あの子スタイルいいよね、美人だよね」と自分とは違う女友達を誉められた時だといわれています。
逆に言えば、他の女性を貶したり、他の女性と比べて優れている点などを言ってあげると非常に喜びます。
片思い中の狙っている女性、同僚との女性同士の付き合いなど、
他の女性に対する評価を述べる時は注意深く慎重になるべきです。
もしかしたら安易な発言が原因で無視やシカトされたり、話しかけられなくなってしまうこともありうることです。