恋愛ならまだしも、人生を共にする結婚をするとなれば、理想的な条件、魅力的な特徴などを備えた人物と結婚したいと思うもの。
しかし、現実的に考えてみれば、それは非常に難しいことだとわかる。
まず、理想的な男性像、女性像などを思い浮かべてみる。笑顔が爽やかで筋肉が程よくついていて、体が引き締まっていて優しくて
お金持ち。モデルさんのように美人、可愛い子でバストがあってスタイルがよく愛想も良くて明るくおだて上手な人。
などこんな人は100人に一人いるかいないかぐらいのものです。
さらにその人は競争率が高く既にライバルの彼氏や彼女、夫や妻として結婚、既に結ばれている関係かもしれない。
異性から好意を持たれやすいが故に浮気や不倫を繰り返す性格タイプの可能性もある。
とにかくまずは、自分の心理の中にある理想のイメージと、完璧に合致する異性はそこまでいないと考えておきたい。
・出会いのある環境に行く
彼氏や彼女、結婚を前提に付き合う男女を探す場合、受け身であったり消極的だとなかなか難しい。
特に男性は性別的にも積極的でなければ異性を獲得するのは非常に困難です。
女性は元々受け身な性質を持っているからある程度は待っているだけでも男性側からアプローチしてきたり声をかけられるかもしれない。
しかし、それだけでは理想の相手をつかまえることはまず不可能でしょう。
男女共に本気で恋愛感情、好意を持っているのなら自分から攻めに行かなければわずかな可能性すらもなくなってしまいます。
人間関係は自分から仕掛けていって失敗するぐらいで調度いいのです。
出会いのある環境と言えば、インターネットでの出会いが現代では最も盛んです。
mixiを筆頭とするSNSサイトやゲームサイトがなぜここまで急成長しているかといえば、異性とのコミュニケーションができるからに
他なりません。出会いサイト規制と銘打っていても実態はやはり男女のコミュニケーションこそが商売のミソでしょう。
結婚相談所や婚活サイトなども現在では増えていて、結婚式のスピーチでの言葉で出会いのきっかけがネットコミュニティだったり
ゲームのチャットがきっかけなんていうことも増えてきています。ネットでブログや日記を書いたり活動範囲を広げてみると
、新たな世界が見えてくるかもしれません。
ネット以外では、女性であれば一人行動ができるようになるということ。男性は
女性同士の群れに声をかける程の度胸がある人は、余程軽いナンパ師ぐらいしかいません。
しかし、いかにも独身のようなオーラを出しながら一人で歩いていれば、自然と男性側から寄ってくることでしょう。
また、趣味のサークルや料理教室などで出会いが生まれる事もよくあります。
中でも特に多いのはダンス教室でしょう。男と女が手を取り合いダンスを踊れば恋愛感情は盛り上がること間違いなし。
とにかく「出会いが無い」という状態であれば、一刻も早くそこから抜け出す方法を探し出すことが肝要です。
多くの人と出会わなければ理想の条件や魅力を持った相手と出会うなんて夢のまた夢です。
・見た目や能力よりも人格を重視する
人が人を評価する時、その価値は判断する人によってまったく異なってきます。
見た目が平凡そうというだけで恋人候補、結婚を前提での付き合いはすぐに却下してしまう人。
とりあえず遊びやデートをしてお友達になってしまう人。異性というだけで興味を引かれて
気になり好意を持ってしまう人など様々です。
特に結婚相手を選択する段階では、その比重が相手の仕事内容や収入、年収、顔、容姿、ルックスなど
明らかにデータとしてわかるものに偏りがちになってしまう。しかし、本当にその条件を満たしていれば
幸せになるかというとそうでもない。やはり人間は自分と合っている人、マッチングしている人、釣り合っている人と
一緒に居ると居心地がよくなるようにできている。それは相手の男女の表面的な能力ではなく、会話や触れ合い、
小さいしぐさや態度など些細なコミュニケーションによって理解できるもの。
だから初めから理想のハードルをあげて「自分の好きな人と違う」として拒絶ばかりしていては
いつまでたっても理想の相手は見つからないというわけです。運命の相手は勝手に現れるのではなく、
自分で見つける努力をしなければ見つからないと肝に銘じて積極的に行動しましょう。