男と女の恋愛心理学研究 うまくいく結婚の心理学 結婚して後悔した理由

結婚して後悔した理由

結婚して順風満帆に幸福な夫婦生活を歩んでいる人もいれば、不満や後悔をしている男女もいる。 「結婚したとたん夫の態度が急変し昔は優しかったのに無口になり会話が無くなった」、 「勢いに任せて多少妥協してスピード結婚してしまったが、元カレ(元彼氏)や元カノ(元彼女)とまた付き合いたくなった」 「焦って結婚相談所、婚活サイトでお見合い結婚をしたけど、やっぱり他の人がいい」 など他にも後悔した体験談や理由はいくらでもでてきます。


結婚前は連絡がマメで愛情を感じた夫や旦那でも、 結婚後は釣った魚に餌はやらないの如く、妻や嫁、奥さんに無関心になったりすることもあります。 余程生理的に受け付けなかったり夫婦の関係が冷え切ってしまった場合は当然破局、離婚も考えなければいけません。 そうなるとバツイチという汚点がついたり、シングルマザーになり生活していくのに苦労することにもなる。


結婚生活は愛情よりも人格が優れている人と結婚した方がうまくいきます。 愛は、どんなに深くても、ある程度は冷めます。しかし、人の良さや根本的な性格はそうそう変化しません。 たまたま出会ってすぐに婚約した相手でも、人格や能力、経済力などがあれば夫婦円満で長続きします。 夢の無いようなことかもしれませんが、人はある程度なら誰の事でも好きになり好意を持てるのです。


確かに「好き」だとか「愛してる」という言葉は心理に響く嬉しいものかもしれませんが、その人の雰囲気、しぐさや態度などから あふれ出るような優しさや笑顔、表情など、それらが結婚後後悔するかしないかの判断基準であると思います。 若い未婚、独身時代の恋人同士なら両想いで付き合うとうまくいきますが、結婚生活は長い時間共同生活するわけですから、 好きという気持ちだけでは我慢できず成り立たないこともあるのです。それが後悔の原因や理由に繋がっていきます。

焦って結婚し、後悔した理由や原因

・家事や育児、掃除洗濯をまったくやらない
夫や旦那さんが掃除や育児、家事などを放棄している夫婦は沢山いますが、逆のケースになると困りもの。 余程穏やかな性格タイプでなんでもこなしてしまう男性でもなければ我慢できません。 本来家を守る役割である妻、嫁、奥さんが家庭内の事をまったくしないとなれば、配偶者の男性としては打つ手がなく 不満やストレスが溜まるばかりです。共働きならまだしも、専業主婦で家の事を何もしないというであれば最悪でしょう。


同居しているのであれば、家庭内は清潔に、そして食事もお互い思いやりを持ち用意したい。 特に女性が料理上手である家庭は大抵夫婦円満でうまくいきます。弁当もご飯も作らず、インスタント食品ばかりだったら 一人暮らしと対して変わらず、夫、旦那の心理にも相当の負担がかかります。 逆に男性側の生活態度がズボラだったりいい加減でも女性は我慢できるようです。 男性は結婚相手に母親としての役割を求めている。いつまでも若いお嬢様気分では夫婦生活は長続きしないでしょう。


・過去に付き合っていた元彼と一緒になりたい
これは結婚に不満を感じている女性の多くが考えているのではないでしょうか。 女性の青春は10代20代、その頃はモテモテで少し外を歩けばナンパされたり声をかけられる。 学校では男子からアプローチされたり告白もされる。だから、男女で比べれば女性の方が恋愛経験が豊富で交際相手も多くなりがち。


今付き合っている彼氏と雰囲気が悪い時に、新しい男性から優しくされると、ついつい軽率ながらもなびいてしまう時があります。 そのタイミングが結婚をしたい時、考えている時だったり、年齢的に焦りが出始めていると、「優しいし、頼れるからこの人でいいかな」 と安易に結婚相手を選択してしまう事がある。しかし、交際期間が少なかったため相手の本心や本音、本当の性格をわかっていなかった。 結婚前にメールや電話を頻繁にしてきたり優しすぎる人程、結婚後は危ないかもしれません。個人差があるので断定できることではないですが。


不思議な事に逆に男性は元カノと結婚できなくて後悔ということはそこまで考えないようです。 男性が結婚を決める場合、自分からプロポーズしたり、アプローチしなければならないため、 自分の行動を正当化する「認知的不協和」の心理が働くため後悔しないのかもしれませんね。女性は受け身な分、 押されるとついオーケーしてしまいがちな面もある。このような男心と女心の心理の違いも後悔する理由や原因となっているのでしょう。


・自分勝手な夫、旦那
大まかにまとめてしまえば、結婚相手の男性が嫌いになってしまうというのが最も離婚したいと思う原因や理由になっているでしょう。 好きという感情がぶれなければ相手の些細な欠点などは我慢できます。しかし、実際は恋は盲目状態から 冷めた時、今まで一緒に付き合っていた男性の悪い部分が見えてくるのです。そこを乗り越えられるかどうかが分かれ目でしょう。 一つ屋根の下で暮らすということはたまに会ってデートしたり遊ぶこととはまったく意味合いが違います。


中には遊ぶときだけいい恰好したり演技をして強がっている人もいる。もしずっと時間を共有する同居状態になれば、 今までの繕っていた人物像が変わってきて本物の人間性が露わになってくる。それが良い方向なのか悪い方向なのか、 独身、未婚時代に付き合っている時は食事デートやプレゼントなど、なんでもお金を出して奢ってくれていた男性も、 結婚してからお金を出し渋るようになって経済的に援助してくれなくなることもあります。 中には浮気や不倫をしたり妻がいるのにも関わらず女友達と夜遅くまで遊ぶ人もいます。


男性か女性か、 どちらかの我が儘の限度を超えて、それらの行為に耐えきれなくなったとき、気持ちが離れ結婚を後悔し離婚を考えるようになるのです。 それが、性格の不一致、価値観の不一致という結果になるのでしょう。 できるだけ結婚を焦らず妥協せず、どのような人間性なのか見極めてから結婚したいものです。 責任感があり誠実な人であれば、結婚したと言う事実があるだけで最後の最後まで付き添い、けがや病気になっても面倒を見てくれることでしょう。






スポンサードリンク



メニュー

うまくいく結婚の心理学

Copyright 2013 男と女の恋愛心理学研究 all rights reserved.