マリッジブルーの意味は、結婚前に不安感や葛藤に苛まれ憂鬱になってしまう状態です。
男性には妻や子供を守ると言う責任、また新しい生活環境や両親親戚、ご近所との付き合いなど
現実的な側面を考え始めるとついついマイナス思考になってしまうというものです。
結婚式や婚約が近づくと普通の男女であれば、楽しみで幸福感に包まれていると考えている人が多いが、
必ずしもそうであるわけではなく。どこか心理の奥底にモヤモヤとした何かがあったりイライラしている事がある。
「本当にこの相手と結婚していいのか」「結婚したら自由が無くなる」「新しい恋人とも付き合えない」など原因や理由は
個人個人によって千差万別です。
マリッジブルーの症状が酷いと婚約破棄や破局にまで及ぶケースもあります。
結婚を控えている状態は人生における転機に当たるので、良いことも悪いことにも考えが巡ります。
人間の心は恐ろしいもので、自分が病気だと思い込めば本当に病気になる。
それと同様で、「この結婚は失敗するんじゃないか」と思い込み始めると本当にそうなる気になってくるのです。
心理学用語では「予言の自己成就」がそれに近いものです。
将来未来に起こると思っていることを自分で無意識のうちに実行してしまうというもの。
心理の問題は生活に大きな影響を及ぼす。
マリッジブルーは男性、女性共になる心の病です。
特に女性の方が多い傾向があります。
多くの夫婦は男性側からプロポーズして結婚を決めます。
だから、男性側はる程度の覚悟を決めて求婚しているわけで、
それを受ける女性側は「嬉しいから、好きだから」という理由で勢いに流されて
よく考えずオーケーしてしまうこともあります。
だから、後々になってから「今後の私の人生が決まってしまった」などの悩みに直面することになる。
・夫婦でよく話し合う
心の病には明確な対処法、解決法、解消方法、特効薬のようなものはなく、結局は自問自答してプラス思考にしていくか、
あるいは自分の友達や将来の夫、旦那、妻、嫁さん辺りから明るいプラスのエネルギーを貰い克服していく方法より他にありません。
女性は悩み事や不安を抱えると友人や家族に相談することで気が楽に軽くなります。
これは男性でも言えることで、話を聞いてもらう、聞いてあげるという行為は心理
カウンセリングの基本であり、それだけでほとんどが事足ります。
男性はプライドが高く、自分の弱みを恋人や妻であっても隠したがります。だから男性は
誰かに相談すると言うよりも、旅行に出かけたりスポーツや趣味に打ち込んだりして
気分を紛らわせたりして自分自身でストレス解消を試みてことで悩みを解決していく。
女性の方が自分の本心を語ることに抵抗が少ないため、話を聞き出しやすい。
「将来の収入が不安」「結婚相手が今の彼氏でいいのか」「両親との同居が心配」など、ハッキリ言って将来何が起こるかわからので明確な答えはありません。
しかし、不安を言葉として吐き出すことで、いつの間にか心がスッキリしていてどうでもいいことのようになっています。
これが相談することのパワーです。結婚前の花嫁の話は親身になって聞いてあげましょう。
もちろん結婚した後も同様ですが。
マリッジブルーは少なからず誰でもなりえるもの。しかし、その程度の度合いが違っているだけです。
自分の心の中にある不安に耳を傾けるのか、希望を見るようにするのかによって変わるだけのこと。
楽天的な思考の持ち主は人生で徳をしやすい。ネガティブ思考の人は、チャレンジする前に諦めてしまったり
挫折してしまう。マリッジブルーはそのような弱気になっている男女の心理を体現している病なのでしょう。