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結婚が怖い心理

結婚前の男女の心境を尋ねるとほとんどの人が結婚が怖い(恐い)という。 しかし、個人個人によってその怖さの度合いはそれぞれで、これが酷くなると マリッジブルーのように結婚したくないという気持ちがどんどん強くなって、彼氏や彼女と ケンカするようになったり愚痴や小言をこぼすようになったりなど、精神的に不安定になってくる。


人間は将来の事を考え出すと、どこかで破滅してしまうのではないかと懐疑的な思考に陥ってしまう事がある。 いわゆるマイナス思考です。どこぞの預言者が世界滅亡を占えばそのことをどうしても意識して本当に恐怖心が出てくる。 それと似たようなもので、将来の結婚生活や家族計画など、理性的に考えれば考えるほど困難な 事は目に見えるものです。家事や育児、特に子供は常につきっきりで面倒を見なければならない。


そして仕事。主婦になるのか共働きなのか、男性の心理としては一生働いて家族を養っていかなければならないという 、働きアリのような状況を耐えられるかなど問題は山積みです。結婚には勢いが必要とよく言われますが、 それはこのように結婚が怖い(恐い)気持ちが湧いてくる前に本能の欲求に従って結婚してしまえという意味合いがある。 できちゃった婚でも勢いでのプロポーズでも、案ずるより産むがやすしで、いざその状況になってみれば 案外乗り越えられるものです。人生は比較的楽観的、楽天的、ポジティブな性格タイプの方がうまくいきやすい。

情報の氾濫が結婚恐怖症を生み出している

・年収は200万円もあれば足りる
ネットの掲示板やニュースサイト、テレビメディアなどで、結婚前の準備資金はいくら必要で、さらに 年収や収入は500万円は欲しい。など堂々と偽情報を垂れ流している。多くの人はその事で なんとなく錯覚を起こして、「俺みたいな安月給じゃ結婚できない」「妻、嫁、奥さんや子供の世話をできない」 なんて事を言ってしまう。


しかし、実際経済力と結婚はそこまで関係はない。昔の日本人はそれこそ国民のほとんどが貧乏人で、 普通に食べていくのでさえ苦労していた。年収で言えば100万円以下の水準が平均だったのではないでしょうか。 現代の男女は贅沢で豊かな暮らしに慣れ過ぎたせいか、当たり前の幸せというものを忘れている。 オリンピックフィギュアスケートの高橋大介選手の家庭は年収200万円だったといいます。


ブランド物や高級品等に精神的な価値観をおいている人は耐えられないかもしれませんが、 夫婦と子供、生活していく分のお金があれば満足する心の余裕があれば、誰でも結婚なんてできるものです。 経済的な怖さというのはほとんどが錯覚です。お金の価値なんていつ無くなるかわかりません。 そんなものの心配よりも心と体の健康、そして愛する夫や妻、親しい友人達と楽しむことの方がよほど人生を豊かにする大切なものです。


・完璧な結婚はできない
完全に理想的な人と付き合う事は余程の幸運天運でもない限りほぼ不可能です。 何かしら欠点や駄目な部分がある異性と付き合うことになります。 しかし、人はそのデメリットとも言える箇所を愛する能力を持っています。


例えばどんなにお金持ちの人と結婚しても精神的には満たされないかもしれない。 でも逆に貧乏な人と結婚したら節約や家計のやり繰り、夫婦共同で暮らしを良くする努力をすることで 心が満たされた幸福な夫婦生活を送る事ができることもある。


結婚すれば良い面、悪い面あります。 家に帰ってくれば愛する夫、旦那や妻、嫁、子供が出迎えてくれる喜び。 逆に相手に譲らなければならない部分、我慢しなければいけない所も沢山ある。


両親、親戚付き合い、性格や価値観の些細な不一致等問題は山積みです。 一つ屋根の下で男女が共同生活をする。 そのメリットだけを享受しようとしてもそんなことは絶対にできないというわけですね。 好きな人と一緒に居る事ができて、その配偶者との間に子供ができる。 これこそが婚約することの最大の嬉しさではないでしょうか。 ただ、よく相手を見定めないと離婚して破局してしまう事もあるので慎重さも少しは必要なのかもしれませんね。






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