結婚できるか不安

男も女も若い頃は恋人、彼氏や彼女がいなくても将来は「お見合いだとかでなんだかんだ結婚できるだろう」と楽観的に考えている事が多い。しかしそれも２０代後半や３０歳代、アラサー、三十路辺りで独身だとさすがに「結婚がうまくいかない」と危機感や焦りのようなものを感じるようになってくる。

特にいい大人の男女は、会社でせっせと働いてお金を稼いでいるため、恋愛や異性との付き合いをしている時間やヒマが無いというのが非常に大きい。学生時代にサークルや部活動を通した付き合いや友達との交流が少ない人は、社会人になってもなかなか異性と出会える機会が無い。出会いが無いという悩み事と結婚できるか不安という心配事が同時に起こるわけです。

出会いが無ければ当然彼氏や彼女もできないし、好きな人に恋をするという人間としての喜びを味わうこともできない。ただ、ここで諦めてしまえば現状はなかなか変化しません。自分で自分の人生を切り開いていくといった積極性が無ければあるいは一生独身なままの独身貴族になってしまうという可能性もあります。人間的に一番嫌われるのは、心理が卑屈な人や弱気な人、ネガティブ思考の人です。明るく前向きに希望を持っている人はしぐさや態度、表情や会話など全てが明るくなり、良縁や良運を引き寄せます。自分から出会いの場に足を運んだり、異性に挨拶したり声をかけるぐらいのアクティブさが無ければ誰とも交流できないままになってしまうかもしれません。

結婚するための改善点

・理想の条件のハードルを下げてみる
多くの人は、初対面で相手の人を一目見た瞬間に好きか嫌いか判断します。イケメンかブサメンか美人、可愛い、普通、ブサイク、スタイルや体型、高身長か低身長かなどの外見的な魅力。これは人間の本能の心理として選別するので仕方のないことですが、恋愛においてはマイナスポイントです。第一印象は当たることもありますが、外れていることも多く、見た目が怖いけど誠実で優しい人もいれば、外見、ルックス、顔は良くても腹黒い性格で頼りないという人もいます。ファッションや服装でなんとなく人間性を決めてしまいがちですが、それが自分の固定観念に基づくものだった場合せっかく恋の相手になる可能性がある人でも、見過ごしてしまうかもしれません。

結婚相談所や婚活サイトなどを利用している人も、年収や収入、職業や仕事内容、身長や学歴などで相手を足きりしていると本当に魅力のある素敵な人に出会えないかもしれません。人間的に優れている人は、あえて年収を少な目にして登録してるかもしれません。服装がギャル系だったりいい加減でも、実は性格が良くて信頼できる誠実な人かもしれない。相手の欠点や短所を見て嫌いになるのではなく、優れた点や長所を見て好きになるという練習をして、好きな人を増やすとそのうち恋愛対象も表れると思います。悪口や陰口、愚痴や小言を言っていると、それは巡り巡って自分の身に降りかかります。人間関係は正直で素直、ポジティブな方がうまくいきやすいようにできています。

・仕事や趣味など自分の人生を楽しむ
仕事に一生懸命取り組んでいる人というのは、周りから見れば非常に魅力的です。社会人として働いているだけで十分輝いていると私は思いますが、中には仕事を嫌々してしまっている人もいます。仕事をやりたくないと思うのは自由ですが、それを表情、しぐさや態度で周囲にアピールするのはやめた方がいいでしょう。一生懸命努力している人は不細工だろうがオデブ、チビ、ハゲおじさんでも素敵です。本気で働いて給料が稼げるというはそれだけで立派な事です。

また、趣味や課外活動を増やしたりするというのも人間関係を発展させる有効な手段です。友達が少ない人は趣味の幅や行動範囲が比較的狭い傾向があり、だからこそ男女の出会いも見つかりません。そのような人にお勧めの出会いの方法は、やはり趣味友達との交流です。スポーツが好きならスポーツ好き同士での飲み会や合コン、ゲーム好きならゲーム好き同士でチャットやオフ会を楽しめます。最近はＳＮＳのmixiやフェイスブックがあるので、簡単にコミュニティや趣味友達が見つけられます。多趣味であればあるほど、異性同性問わず友達を作れます。

また、初心者、新人としてコミュニティに参加することで、先輩後輩、年上年下というポジションができあがり、人間関係が円滑になることもあります。不思議なもので、とにかく人生を楽しんでいる人は恋人も結婚もできます。現代人は自分を抑え込んだり我慢ばかりしてしまいがちですが、自分の心理の奥底にある願望や欲求には素直に答えてあげることが最も幸福になれる道ではないかと思います。やりたいことがあったらすぐにやりましょう。善は急げです。

・焦らずに結婚相手を探す
よくある法則ですが、焦って何かをしている時は大抵うまくいかず失敗しやすい。しかしリラックスしていて自然体でいると成功することが多い。結婚相手探しにガツガツしている人というのはどこかで「自分と結婚ませんか」とアピールしている事がある。人間心理は微妙なもので、相手の方からあまりに向かってこられると逃げたくなることもある。追われる恋という奴ですね。会社の面接時でもそうですが、「私を採用してください」と言ってくるような志望者は不採用になる確率が高い。一般的には人は押されすぎると拒否したくなる。電車内でもよくあるのですが、押されると思いっきり反発して押し返す人がいます。「好き好き言われすぎると」倍返しで押し返す人が結構います。だから束縛しすぎたり電話やメールの間隔が狭すぎて頻繁だったりするとうんざりしてしまうことがあるんです。
焦らずに結婚相手を探すと言うのも少し妙な感じですが、焦りの気持ちは相手にも伝わります。焦って「収入が高い人と結婚して子供が欲しい」「顔が綺麗な人と結婚したい」と迫られてもあまり気乗りはしないと思います。どんな職業でも人なんて大体似たようなもので、普通にお喋りできたり居心地に良い人に惚れるようにできています。だから、何か凄いことができるだとか自慢話で自己アピールする必要なんて全くなく、逆に自分の弱みや悩み事を相談することで心にある壁を壊し親密に打ち解けることができます。求めながらも求めすぎない。これが焦らずのんびりと結婚相手をを探す方法のコツでしょう。

とにかく必要なのはポジティブさと人生をエンジョイする余裕です。余裕の無い大人には誰もついてきません。お金なんてなくても身長や容姿の良し悪しなんてなくても楽しむこと、絆を作ることができるようになれば、結婚できないと言っている人もすぐに結婚できます。結局精神力の問題で、自分や人生に否定的だったり悲観的な人はモテないし好かれません。結婚がうまくいかないという人もこれから運命の人に出会えるのを信じて行動し、頑張りましょう。

結婚できるか不安

結婚するための改善点

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うまくいく結婚の心理学