同性の友達、初デートで相手に積極的に迫っていいのかどうかの判断、面接官が 自分に対して心を開いてくれているか、あるいは結婚している夫、旦那、妻、嫁の気持ちが冷めていないか など、相手を受け入れる準備がある時に 人はそのような隠れたメッセージをしぐさや態度で相手にノンバーバルコミュニケーションとして 伝えます。これは余程意識していなければなかなか隠せないものなので 、相手が心理学に精通していなければ、注意深く観察だけである程度は見抜けるかもしれません。 また、目の前にいる相手の自分に対する評価も相手が好意をもっていて許容しているのか、 嫌悪感を持って拒否しているのかさえなんとなくわかることでしょう。 勘がいい人は自然体でなんとなく察知できるものですが、それを 知識として覚えておくと理解や洞察力がさらに深まります。
・掌がこちらを向いている
掌(手のひら)をこちら側に向けるのは受け入れる準備があるサインです。
友達と偶然会った時に「やぁ久しぶり」と自然に手を上げるのは人間の本能に根ざした癖のようなもので、
ノリが良い友達ならそのままハイタッチとしゃれ込みます。他にも食べ物を差し出して「どうぞ」
と誰から教えてもらうわけでもなく振舞うことができます。
また、相手に触れる時、ボディタッチしたい時も当然掌は相手の方向を向いています。
つまり好意や興味がある証拠であり脈ありと見ても問題ないでしょう。
手を自分側に向けている時、腕組みなどは相手と自分との間に手で壁を作っている状態でノーや拒絶を表すしぐさ、態度です。
・口元が緩んで少し開いている
口が半開き気味になるのは無意識のうちに相手に対する警戒心が緩んでいるサインです。
男女がキスをする瞬間は二人とも自然に唇が開いていて、いつでも準備オーケーの状態になっています。
また、可愛い人や美人、イケメンを見るとヨダレが垂れるという表現が良くされますが、これは
本能的に舐めたい、食べたい、口にしたいと思い始めている証拠です。
逆に口をギュッと引き締めている場合は、警戒心があり、相手を拒絶していたり緊張していて安心感を感じていてない
証拠となります。相手を笑わせると、ガードが緩むのは口元の形と意思とが関連しているからだと言われています。
デート中に相手がトロンと甘えるような目つきになって口が開いていたら、保証はできませんが「キスしてもいいよ」
というサインかもしれません。
・体を近づけようとしてくれる
結局人は好意をもっている好きな人にはお近づきになりたいと思うもので、
シャイボーイ、シャイガールなどの照れ屋で好き避けをする人でもない限り、近づこうとします。
それは体のあらゆる部分に表れる。
好きな人がいれば体は相手の方向を向き、いつでも発射できる態勢になる。
足はつま先が相手の方向を向く、そして少し脱力、リラックスしてだらんとさせたり、
ブラブラと退屈そうに揺らすしぐさをすることもあります。
また、女性は腰でアピールすると言われており、男性の前では無意識のうちにお尻を振って歩いたり
、飲み会などでは腰から近づこうとします。
とにかく、どのような部分であれ、自分と接触しようとしてくれる人は好意的で
、詐欺師でもない限り悪意はないと見て間違いありません。
学校や職場などで、異性が近くに来てくれたら素直に喜んでいいのではないでしょうか。