普通に生活していると、自分に近づいてくる人や、逆に遠ざかるように離れていく人がいることをなんとなく感じる。 繁華街などを歩いていれば、ティッシュやチラシ配り、何かいかがわしいセールスマンが近づいて声をかけてくる。 女性であれば、ナンパ師の男性に「お茶でもどう」なんて口説かれたり誘われる事はしばしばある。 これら全てに共通することは、自分に接近してくる相手という点です。 人は、自分が何かしらの信頼感や安心感などを感じていたり、または利益になるような期待がある人、 好奇心をくすぐられ興味を持った相手には 自然と近づこうとする性質がある。男女間であれば、 好意を抱いている好きな相手、片思い中の人にはできるだけ近寄りたいと思うのが自然な心理でしょう。 逆に、生理的に受け付けないと感じたり、何か不信感や恐怖心を感じると、できるだけその人の傍から離れて 逃げるように遠ざかろうとします。似た者同士は惹かれ合うなんてよく言われますが、それは なんとなく無意識のうちに仲間意識を感じて距離が縮まるからに他ならないのです。
走ったり歩いたり、歩調も一種のしぐさや態度、サインとも言えるもので、
自分に近づいてくる速さをチェックすると、相手の好意がある程度判断できます。
また、これは対象が人ではなく、学校や職場などでも同様です。早く行きたいと思う状態は
「正の誘発性」できるだけ遅く行きたいと思えば「負の誘発性」
が働いていると言えます。正の誘発性は、その対象に早く近づきたいという気持ち負の誘発性はその逆で、
できるだけ後回しにしたい心理が表れている結果です。
・自分に近づく歩調が速い
歩調が速くなるのは何かしら良い事があるのではないかと期待している様子です。
例えば彼氏彼女のラブラブカップルが合った時はできるだけ早く相手に近づいているはずです。
話をするのが嬉しい、一刻も早く会いたいという気持ちが表れています。
逆に相手を待たせてしまった時に、小走りになって駆け寄って行けば、
相手の心理としては「近づいてきてくれてる」と高評価を得られるはずです。
遅刻してしまった時の非常手段として、会う瞬間だけ速足になったり駆け足になるのは
使える恋愛心理テクニックでしょう。
・自分に近づく歩調が遅い
人は嫌いな人にはできるだけ遠くから対応したいと思います。
女性がまあり好きではない男性を見つけて、慣れ慣れしく声をかけられそうだと判断したら
、できるだけ離れて通り過ぎようとします。「嫌な事や悪口を言われそう」「ヤンキーっぽくて怖い」
などの感情があると、できるだけ近寄りたくないと思うもの。
また、話しかけた時になんとなく「ギョッ」とした表情になって、相手が一歩後ずさりした時などは、
脈なしで気が合わないと思っている可能性が非常に高いので深追いは禁物かもしれない。