喫茶店やファミリーレストランなどで、比較的広くて座る位置を選択する余地がある場所では、
かなり正確に相手の気分や性格、心理状況を見破ることができる。
デートや待ち合わせの場合では遅刻することになりますが、3分ぐらいなら大目に見てもらえると思うので、
あえて遅れて約束の場所へ赴くことで、より相手のタイプがわかります。
・壁際、壁に近い席
他人と極力関わりたくないと思っている。人目につかず目立たずに周囲を観察していたい。
顔を壁の方向へ向けていれば内向的、壁を背にして椅子に座っていれば外交的な性格。
・真ん中の席
広い部屋でど真ん中に無意識に座る人は、幼稚性が残る性格と言えます。
真ん中は四方八方から注目される席なため、気が休まる方向がどこにもありません。
そのような場所にドカッと座れるのは余程自信があるか、他人に興味関心が薄いかのどちらかです。
他には自己顕示欲が強い。相席は断りたいなどの心理がある。
・奥の席
人目につかずに人を見たい、決断力が無く優柔不断。落ち着きたいなどの気持ち。
また、部屋の奥は出入り口から遠いため、緊急事態などにすぐに逃げ出すことができない場所です。
なので本能が強い人は入り口付近に陣取りますが、逆に言えば、奥に座る人は理性的な性格であるとも言えます。
・出入り口に近い席
せっかちな性格。周囲に気兼ねをする。
出入り口に近いのは、早く次の行動をしたいという活発でアクティブな人が多い。
学校の教室で出入り口付近に座る人は、一刻も早く帰りたいという心理が強いのかもしれません。
また、危機が迫った時にすぐに逃げ出せる位置でもあるため、生存本能がより強い人と言えます。
どこに座るかは、店内の混雑度や店員の誘導によって決定される事も多い。
中には、どんな状況でも自分の好きな場所に固執する人もいますが、多くの人はどうではなありません。
そこで、本当に相手の好みや性格に合った席に座っているかどうか見極めが必要になる。
一般的には、窓際の席が好まれ、入り口やトイレに近い席は敬遠される傾向があります。
また、団体客がいる場合は、できるだけその集団から離れて遠くの位置にあるイスに座る人が多い。
こうしたことも考慮に入れて相手の心理や性格などをチェックしてみましょう。