両想いのカップル、恋人同士や結婚している夫婦、お互いに好意を持っている人達は 互いにしぐさや態度が似通って来る事がある。同じものを見たり、同じ物に触ったり、 体のリズムや動きを無意識の本能のうちに好きな人に合わせてしまう心理が人間にはある。 自分が仲間だと思っている人や尊敬する人、好きな人と一つになりたいと願う気持ちを 心理学では「同一視」と呼ぶ。 好きなアイドルが来ているファッションや髪形を真似してみたり、好きな人と同じ所に居たい 、行きたいと思う心理です。この心理と同様、しぐさや態度も一緒でありたいという欲求や願望が あるのが人間です。 気が合う人同士や親友などの関係にある男性や女性を観察するとよくわかるのではないでしょうか。 また自分のよく遊ぶ友達とも、なんとなくしぐさや態度、振る舞いや動作、サインなどが似た者同士のようになっている 事がよくある。その究極系がテレパシーのようなもので、自分が連絡しようと思ったときにメールや電話が来たりすることもある。 人は、好きな人、好意を持っている興味がある人と一つでありたいという同一視の気持ちがあるのです。
・人は自分と似ている人に親近感を抱いてしまう
たまたま、自分と同じ服装をしていたり、同じ髪形をしていたり、趣味が同じなど、
何かしらの共通点、似ている部分があると、人はその人についつい興味を持ってしまい肩入れしてしまう。
会社の採用面接では、出身校や地域が面接官と同じというだけの理由で人事に気に入られる事もある。
それぐらい自分と似ている人に対しては仲間意識を感じるのです。
・ミラーリングをしてアピールしてみよう
ミラーリングとは心理学の言葉です。相手の行動を鏡に映したように真似る事で好意を得たり好かれる事ができる
テクニックで、実は意識してやってみると案外効果があります。
例えば喫茶店で会話をしている時、相手がカップに手をやり、飲み始めたらこちらも一緒に飲む。
顔を触ったら自分も触る。といった具合にしぐさや態度を真似ていくのです。
そうすると、真似をされている方は、無意識の潜在心理の領域で「この人は自分の味方だな」と勘違いを起こす可能性が高くなる。
男性と女性がデート中にミラーリングをすれば、「なんとなく気が合う」「話しやすい」「一緒に居てなんか落ち着く」といった
印象を相手に与える事ができて、恋愛で使える武器、心理テクニックとなります。
また、このミラーリングは、約1分いないの行動であれば、相手の脳に訴える効果があります。
髪の毛を触った後、30秒後にミラーリングをしても効果があるわけです。
ただ、注意が必要なのは、あまりに露骨にやりすぎると、ミラーリングをしている意図がバレてしまい
心を閉ざしたり警戒されてしまう恐れもあります。あからさまにはバレないけれど、
相手の深層心理に訴えかけるような些細なしぐさや態度をコピーして真似るのが上級者の恋愛心理テクニックです。