グループで食事や飲み会に行くと、食べたいものがなかなか決められない優柔不断な人が必ずいる。
特に女性に多く、「どれにしようかな」と何度もつぶやきながら友達と相談している。
食後のデザートはどうするか、コーヒーか紅茶にしようかなどいつまでも決まらず、
さんざん迷った挙句に他の人と全く同じものをメニューから選んだりする。
実はこの「どうしようかな」という言葉には女心の真意が隠されている。
「自分はどうしたらいいのか」と主体的に本気で迷っているわけではなく、「
誰か決めてくれないかな」という依頼する気持ちや甘えた態度が隠されており、
本人の頭の中は思考が止まった状態なのです。
男と女の心理を比べてみてもわかるように、女性は協調性があり誰かについていきたいと思う依存心が強く、
男性は何事も独断で決めて一人で突き進む面がある。
・女は優柔不断
女性は好きな男性に引っ張られたいと常に思っている。
女性は好きなものや好きな人を沢山提示されると、どれを選択すればいいのか自分では決められない心境に陥る。
「あの人もいいけど、この人も魅力的だわ」なんていいながら二人共キープして電話やメールなどのお付き合いをする。
こんな風に二人の好きな男性の間で揺れている女心にとって嬉しいのは、自分の道を決めてくれる男性の存在です。
強引に「付き合ってくれ」とか「お前がいないと駄目なんだ」とアプローチしてくれる人がいれば、
そちらになびいていきます。女性は愛される性、恋愛において受け身なので男性から
強引に引っ張られたりリードされなければ自分の意思を示せないのです。
だから、付き合い始めた女性と飲み屋に行って彼女が「どうしようかな」とメニューを選んでいる時は、
彼女の意向を尊重して「好きなのを選べば」と突き放すようなことを言うよりも、
「これなんかおいしそうじゃない?」といくつか選んで決めつけない程度に勧めたりすると好意を持たれやすい。
最後の決定権は彼女が下せる形になるので、本人にとっては自分で決めたという満足感が得られる。
モテる男はここら辺を理解している。デート中どこにいこうか迷ったらすぐに次の案を提示する。
会話が止まってしまったらすぐに次のネタを考えだせる。ムードを読んでボディタッチをしたりする。
男なら玉砕覚悟でチャレンジするのが当然、決断力や決定力は女性にはない男性特有の魅力的な部分。
彼女や嫁、奥さんのことなんて考えず好き勝手に振舞うような彼氏や夫、旦那さんは案外人気があったりします。
男は多少自分勝手ぐらいの方が可愛いしちょうど良いのでしょう。