デートを誘う時、特に初デートの場合は、高校生や大学生ぐらいの恋愛経験が少ない年齢の男の子だと非常に緊張するものだと思います。 彼女いない歴イコール年齢の男性などは尚更でしょう。 男が女を口説くのは数打てば当たるの精神が大切です。 失敗の経験を積むことで強くなる、失敗は成功の母です。 一途に愛するのも良いですが、相手が必ずしも自分を好きになってくれるわけではありませんし 魅力的な女性は星の数ほどいます。 モテる男は大抵チャラ男やギャル男と呼ばれるような軟派な属性の人達です。 そこまで遊べとは言いいませんが、多少女心を勉強するために 軽く遊べる女友達を作っておくと、女心をつかむツボやコツが見えてきます。
・要求の大小を変化させる
人の心理の法則には、初頭効果と新近効果があります。
初対面で1回目に初めて会った人の第一印象はわずか数秒で決まってします。
姿勢や目の輝き、表情や声の大きさ、全体的な外見や風貌などを瞬時に読み取って
「好みのタイプのイケメンだ」「なんだか相性が悪そう」と無意識の本能で判断します。
一度定着した印象は固定化してなかなか変化しないようになる。
2回目会った時も1回目の印象が色濃く頭に残っていて、2回目に変化があっても1回目の
相手をベースにしてその人の性格などを判断してしまいます。
そして親近効果はデートの別れ際や集団面接、会議で最後の発言者のイメージが強く残るという心理です。
つまり、人間心理の性質として教科書の最初のページと最後のページが記憶に残りやすいのです。
これらを考えれば、どのように自分の望みを相手に伝えれば有利になるかが見えてきます。
これらの二つを利用したテクニックが「フットインザドア」「ドアインザフェイス」と呼ばれる有名なものです。
例えばデートに誘うときに、いきなり「一緒に旅行行かない?」なんて言ってしまう。
すると好意を持っている女性以外は大抵反射的に「ごめんなさい」と返事をするでしょう。
しかしそこで諦めず次にそれより低いハードルの要求をします。「旅行がダメなら、食事とか映画、カラオケはどう?」
なんて言われると、初めに行った旅行よりは負担が少なく、さらに一度断ったことによる軽い罪悪感から
ついついオッケーしてしまうというもの、これがドアインザフェイステクニックを利用した方法です。
そしてもう一つのフットインザドアテクニックは、初めに小さな要求を提示してそれを承諾、受け入れさせ、
次第に希望のハードルを高めていくものです。これはゆでカエル現象にも似ています。
カエルを急に熱い湯に入れると驚いて飛び出しますが、水に入れた状態から徐々に温めるとゆであがってしまう。
人もこれと同じです。「シャーペン貸して」「いいよ」「漫画読ませて」「いいよ」
と相手にイエスと言わせると次に「じゃあ一緒に遊ぼう」といっても「いいですよ」と
流れでなんとなく言ってしまうのです。いきなりデートに誘われると精神的に相手を受け入れる準備ができていませんが、
このように小さなお願いを許すと、心の隙間に相手を許諾してもいいという心理が芽生えてくる。
これら二つのテクニックは交渉事では常識的なものです。
初めに要求の水準を作ってしまう。商品を高い値段で置いておき、
相手がそのままで買ってくれるならそれで良く、売れなければ値引きする。
どちらにしろ得しかしない手段です。
デートを誘う時は、このように主導権を握りうまく相手を手玉に取ればうまくいくでしょう。
メールで誘う場合はこの方法を機械的に取り入れれば成功します。
面と向かって直接誘う場合は、もちろんこれにプラスアルファで熱意や好意、愛情を伝えることも大切です。
・具体的にデートプランを示す
人間の心理は環境や思い込みで簡単に変化します。
ポジティブ思考の人は楽しみや希望が、ネガティブ思考の人は辛く悲しい気持ちがどんどん膨れ上がってくる。
愛の告白をしたとき、すぐに返事をもらわず相手に考える時間を与えると、成功率が高くなると言われています。
それは告白を受けて迷っているうちに、「この人と付き合ったら面白いかも」という考えが勝るからであり、
ほとんどの人は好きと伝えられればそのような考えに至ります。デートを誘うときも似たようなものです。
漠然と「デートしよう」だけでは、楽しいことが想像しにくい。
しかし「おいしいお店見つけたから行こう」の場合は「おいしい物が食べれる」と
いう愉快な心理が盛り上がってくる。この違いです。
ただ単に「遊ぼう」と言われるだけではつまらないかもと思われても仕方がないです。
男性が女性をデートに誘う時は具体的な内容でわかりやすいデートプラン、
できれば明るく楽しそうなものを提案するとオーケー確率が上がるでしょう。
自分が年下ならまだしも年上であれば女性をエスコートできるぐらいの男らしさはモテる男には必要不可欠でしょう。