男心と女心では感情表現の仕方に違いがあります。 男性は、何か刺激があるとすぐさま行動、アクションに出てきます。 例えば上司から怒られたり目を見られただけで、ムッとした態度や表情をすぐに体現します。 それに対して女性は、一時的に我慢して流すという判断をします。 悪口や嫌味を言われても、とりあえずは笑ってその場をやり過ごし穏便に済ませる。 女性は平和主義なのです。 しかし、その不満や不安な気持ちは心の奥底に蓄積し、 どこかで発散する機会を伺っている状況になります。 男性は放出する性質、女性は溜め込む性質を持っていると言われます。 女性の精神に 負の感情が溜まれば溜まるほど、どこかでダムが決壊するように感情が溢れ出てくる瞬間がやってくるのです。
普段は平和主義で何事も穏便に空気を壊さず立ち回る女性も、ストレスや不満が 限界値を超えると、そこで溜め込んでいたものが言葉や行動として目の前の相手にぶつけられます。 例えば付き合っている彼氏と別れる時、女性は急に別れを切り出すとよく言われます。 しかし、実際はそうではなく、常日頃の彼氏のしぐさや態度などが冷たかったり素っ気なかったり、優しくなかったりなど それらが積み重なって、別れるという決断になるのです。 女性は好意も嫌悪も少しずつ気持ちを溜め込みます。 1回喜ばせれば1点、1回悲しませればマイナス1点、と心理に蓄積していきそれがその人に対する評価になります。 だからメールや電話、プレゼントをくれたら1点、連絡をくれなかったらマイナス1点という具合に 判断するのです。だから付き合いが長引くと女性が彼氏に惚れこんで、男性は彼女に飽きてくるという 現象が良くみられるのです。男性は愛の告白をされればすぐに100点満点という評価を相手にします。 この恋愛感情の瞬発性やどれぐらい気持ちを抑え込み我慢するかどうかが男心と女心の大きな違いなのです。