現代人男女の恋愛は、直接会って話したり電話をすることよりも、携帯メールで
コミュニケーションを取る事が増えてきています。
中学、高校生ぐらいの初心なカップルだと彼氏も彼女も口下手で、メールや手紙で告白し、
さらにメールでしかほとんど会話をしたことがないというのも珍しくなくなってきています。
SNSのコミュニティで知り合った人とメル友になり、口説き落とし、交際、結婚にまで進展する人達もいます。
それほどメールは男と女が恋愛をする時に便利なツールなのです。だから、
そのメールでの立ち居振る舞いや相手の心理状態を知ることができれば有利に事が運びます。
メールは面と向かって話をしない分男性の本音や本心が表れやすいと思われます。
女性の好意が無ければ、メールが短文だったり絵文字やデコメなども少なく手抜きなメールが返信されたり、
また、「面倒くさいから後回しでいいか」なんて返信が遅くなったりシカト、無視されたりすることもあります。
男性は恋人候補の女性には優しく接してくれたり褒めたり口説いたりしてくるので、わかりやすいものです。
男性は何かしら相手に用が無ければメールをしない。女性と違ってコミュンケーションを情報伝達の
ために駆使する性質があるので、男性からメールでコンタクトがある場合は、何かしらの興味があったり脈ありの
可能性が非常に高いです。メール交換のラリーがしばらく続くのであれば、「デートに誘いたい、遊びたい、
親密になりたい」などの心理があるのが普通ではないでしょうか。男性は女性とは違って
友達と仲良くメールするなんてことは滅多にしないので、男性が女性にメールを送信してくる時は、
恋人候補か、あるいは事務連絡かのどちらかなのです。だから、
メールで会話ができているうちは男女共に大いに脈ありで、後は直接あって、俗に言う面接をして相性がうまくいくかどうかだけでしょう。
・メール返信の間隔を遅らせる
メールをする時に返信の間隔が早すぎる人が稀にいます。
これは恋愛においては不利になりやすいです。
男性は基本的に話題を作ったり会話ネタを広げるのが下手な人が多い。
つまりメールを早く返信しすぎると、メールを途切れさせるきっかけになってしまうのです。
また、メールそのものが面倒くさいと思っているのが男心で、自分のペースで適度に返信したいという心理があります。
これらの理由からメールの間隔はできるだけ広げた方が良いのです。
他にもメールが遅めの方が良い理由があります。
人は、メールが何度も返ってくるとそれが当然の事のように感じて慣れる性質があります。
今まで一定の間隔1時間に一通程度だったのが、次第に2時間、3時間、1日に一通というペースへと間隔を延ばしていくと、
相手の男性は不安に陥ります。「前までは早く返事くれたのに、嫌われちゃったのかな」と疑心暗鬼になる。
しかし、このように相手に悩ませる事が男を落とす恋愛心理テクニックなのです。
「あの子からメール来ないな」と考えている時間はずっとその女性の事を考えています。
そして人間は考えている時間、心理学でいう自我関与の割合が増えると、好意が勝手に膨らんでいきます。
これは片思い中に妄想を繰り返して胸がときめくような状況とよく似ています。
つまり、メールの間隔は、初めは早めに返事をして、その後に少しずつゆっくり返信を遅くしていくと
心理的に心惹かれてしまうというわけです。好きな相手に、好かれているか嫌われているか悩ませるのがこのモテる女性の男を落とす方法のミソです。
・ポジティブな言葉を選ぶ
メールでも日常会話でもそうですが、暗くなるような話題はあまり好ましくありません。
文章に誰々が嫌いだとか、疲れたなどの言葉が入っていると心理的に本当に暗い気分になってきます。
逆に明るいプラスの言葉が文章中にあれば、メールしていて楽しいと思ってくれるでしょう。
例えば、「ファミレスで食べたラーメンがおいしかった」「昨日見た映画が面白かった」なんていうのもプラスの話題です。
一緒に居て楽で愉快な気持ちになれる人を彼女にしたいのは男心としては当然でしょう。
男性にとって最も恐ろしいのは女性のヒステリーですから。
・ハートの絵文字を使う
男性は勘違いしやすい生き物なので、女性からハートマーク入りの絵文字が入っていれば、
好意を持っていなくても、すぐに女性に恋心を抱いてしまうことでしょう。ただ恥ずかしいという欠点がありますが、
それを乗り越えれば簡単にメールで男を落とせます。現にモテる女性は彼氏持ちであっても、
好意を持っている男性に対しては遠慮なくハートマークを使用して男を落としにかかる傾向があります。
また、
ハートマークだけではなく、他の絵文字や顔文字、デコメなどを使う事も男心をつかむテクニックと言えます。
絵文字が入っているだけで「一生懸命自分のためにメールを打ってくれているんだ」と感じさせる効果があります。
実際文字だけの簡素な文章よりも、装飾があった方が綺麗で印象も良いものです。
・相手の名前を呼びかける
メールに相手の名前やニックネームを入れるとより仲が親密になりやすくなります。
人は自分の事を名前やニックネーム、あだ名などで呼んでくれる人を好きになりやすいです。
人が最も聞いていて心地よい音は自分の名前の音です。これは心理学でいうところの
カクテルパーティ効果によって証明されています。
ただし、一つのメールで何度も何度も相手の名前を呼びかけると、少ししつこい印象を
与えてしまうので、メール一通に一回呼びかけるぐらいが調度良いです。
相手からも名前やニックネーム、あだ名で呼びかけられるようになれば脈ありサインで、
付き合うまであと一歩というところです。
・適度に質問をする
メールは質問や疑問文、ハテナマークなどをつけなければラリーが続かず途切れてしまいます。
人は自分の話を聞いてくれる人が好きなので、聞きたいことがあればメールで聞いちゃいましょう。
ただ、あまりにメールでお互いの事を詳細に語りすぎると、実際に合った時に話題や会話ネタが無くなってしまう
なんていう事態も起こりうるので、お楽しみの話はデート時にとっておきましょう。
また、これも名前を呼びかけるのと同様、あまりに質問が多すぎると、面接されて質問攻めにあっているような
雰囲気になってしまい、メールをプレッシャーに感じてしまいます。
質問やハテナマークが多すぎるのは相手にメールをすることがストレスだと思われてしまい、
そのイメージが女性のイメージへと移ってしまうので注意しなければいけません。
お互いにあまり深すぎる話題は避けて、適度に軽い話題で楽しむぐらいが最も男心をつかみやすいでしょう。
恋愛の形は様々ですが、
メールはあくまでコミュニケーションを助ける道具なので、深い話や口説き落とすのは直接会って話す方がベストです。
やはりメールよりも、面と向かって対話する方が手っ取り早いし温もりを感じられるので、
できるだけ会って話せる機会を作りたいものです。