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ネット上で説教をする人の心理

私はインターネットのヘビーユーザーで特に2ちゃんねるに関してはかなり長い事ロムっていたり、 書き込んだりと非常に楽しませて貰っている。 落書きと言われる所以でまさになんでもありの空間、人の本音や腹黒さ、良心、演技、狂気など 様々な人間模様が入り混じっている。 そんな空間で最近感じることが多いのは「説教をする人」「説教厨」が増加傾向にあることです。 女性から一番嫌われる男性の特徴、共通点として挙げられるランキング上位の項目は、 「説教臭い、上から目線でうざい」という点がある。 とにかく、説教と言うのは自己満足で言われた方としてはまったくためにならないものである。 知恵袋などの質問サイトでも、文章に不備があると揚げ足を取るように噛み付くだけで解決策を一切出さない人が沢山いる。 似たようなことを太宰治も述べている。 「僕は今まで、説教されて、改心した事が、まだいちどもない。 お説教している人を、偉いなあと思った事も、まだ一度もない。 本当に偉い人は、ただ微笑してこちらの失敗を見ているものだ」と。 とにかく説教は辛気臭く、空気を悪くするし、誰のためにもならず不快なのだ。




例えば、「お前らこんなところにいるなら低脳だろ?」「年収200万は底辺!」 「俺みたいなイケメンでスタイルも整っている奴以外は何をやっても無駄だ」 などが例としてあがる。 昔のレスの場合は荒しの人でさえどこかウィットに富んだ笑い話やネタになるオチがあるのに対して、 この種の書き込みをするのは大抵は自己満足で、ただひたすら見えない敵を罵倒し続けて完結する。 世の中はプラスもあればマイナスもあり、人間的にも陰陽の2種類がいるような気もする。 自分の表情がどれだけ険しく強張っていて余裕が無いのか自覚していない人が非常に多い。 格差社会や低賃金で労働時間も増加していることから、心理的にゆとりを持てない日本人が増えているのかもしれない。 仕事ばかりで恋愛をする時間も無く、ただただ働き続け日々を生きている。 確かに夢も希望もなく、ひたすら生きているのは苦労するのでしかたないかもしれない。 そんな心が荒れた状態では、感情的にレスをするしかなく、モラルやマナー、思いやり精神を持つ余裕はないでしょう。

説教好きは現状に不満を抱えている

・コンプレックスや解決できない悩みが説教を引き起こす
世の中でどのような人が一番ゴネるのかというマンガの1コマがある。 それを見ると、「自分が正しいと思っている人よりも、自分が間違っていると自覚している人が最も声をうるさくしてゴネる」という。 確かに世間を見渡してみると、そのような事例が数多く見て取れるような気がしてならない。 つまり何が言いたいかというと、自分が失敗していると思っている人ほど説教好きになり攻撃的になりやすいということです。




人は解決できない悩みや不満を抱えていると、非常にストレスが溜まりどこかでそれを吐き出さなくてはやっていけない。 それは運動、スポーツであったり旅行や温泉、マッサージであったり、親友との電話や飲み会で愚痴を言ったり、彼氏や彼女、恋人とのデートだったりする。 そのたまりに溜まった鬱憤の捌け口になっているのがインターネットの匿名掲示板になっている現状がある。 言論の自由などという法律があるが、実際のところは縛りだらけで変なことを言うとすぐに警察に逮捕されてしまう。 性格の悪いパワハラ上司や社長に何か言い返そうものなら、いじめられるか即クビになって会社に居られなくなる。 仕事面だけでなく、男女交際でもそうです。 長年恋愛経験が無い男女は孤独で悲しく、誰かを叩きたい衝動に駆られます。 これが男性の場合は自分を格上のポジションだと誇示したいがために、弱そうな人を叩きのめして自尊心を満たすこともあります。 説教好きの人はこの記事を目にすることは無く、むしろ被害にあった方がこの記事を見ると思います。 身近に説教好きの人がいたら、話を右から左へ受け流しながら生暖かい目で見守ってあげましょう。 ネットでの説教の増加は先進国でありながら満足度や幸福度が低い日本の現状を表しているのかもしれませんね。






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