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元彼が最低なのに忘れられない心理

女性は別れた瞬間は辛いし引きずってしまいますが、 大抵の場合は失恋後に一通り泣くと時間が解決してくれるケースが多い。 むしろ振られた後に元カノを引きずる割合は男性の方が多く、手紙、写真やプリクラもずっと保存していたりする。 別れた元彼が自分勝手で最悪、最低な男なのに大好きであの頃に戻りたいと思うことはありがちなことですが、 以下の項目に当てはまる場合は脳の勘違いが理由の恋愛感情である可能性があります。 ダメ男にハマる心理が人間にはあるのでその辺の理解をしておくと自分から振った後や、別れた後の気持ちの整理がしやすくなります。 ただ、本当に理想的な彼氏だと気づいた場合は全力で元カレに復縁を迫り、デートを誘ったり再開にチャレンジしていきましょう。

元カレを忘れられない、嫌いになれない理由

・イライラして気になる

人の感情はプラスとマイナスの正反対の要素がありますが、 実はこの二つは遠いようで近いもので「愛憎」という言葉もあり、何かきっかけがあればあっという間に反転する。 特にマイナスの感情は危機回避のために人間の脳に強く記憶されやすいようにできていてこれをトラウマとも言う。 具体例としては、腹立たしい、許せない、怒り、言いたいことを我慢、自分が暴言を吐いたなどの出来事。 酷い仕打ちを受けたり、逆にキレて相手にしてしまった場合、その対象に対する自我関与(考えている時間)が非常に大きくなる。 だから、暴言や暴力、ケンカが適度に起こることは悪い意味で離れられないカップルの共通点でもある。 体の相性や会話のリズムも相性が合う人と同じくらいフィーリングが合わない人の印象も頭に残っているものです。 だから、あまりに嫌いすぎて好きだと勘違いしている可能性があります。


無関心な相手よりも、ムカツク相手の方が記憶が長期化して残ります。 だから思い出す頻度も多く忘れられなくなる。 浮気やケンカ、嘘、新しい彼女と付き合っていたり、結婚した様子などをみると悔しい気持ちが湧いてくる。 そして対抗心から見返してやりたいとも考えたりすることもあります。 自己中心的で振り回すような性格の人ほど魅力的だと勘違いしてしまう。 執着心や攻撃性の強いヒステリックな性格だと恨みや怒りでストーカー化することもあり危険そうです。 心に余裕を持ち無駄な衝突を避ける大人になることが自分にとってプラスになります。

・長期間付き合ったから情が芽生えた

人は苦労すればするほどその事柄が貴重で価値があることだと思いこむ性質がある。 例えば仕事では従業員の給料が低く重労働であるほど自分の働きに誇りを持っていてやりがいを感じる傾向があるという。 これは恋愛でも同じで、普通の人よりもダメ男の方が付き合い始めると手放したくなくなる心理が作用する。 これは「サンクコスト効果」と呼ばれるもので、自分がした投資分を取り返したいという気持ちです。 時間やお金、特に男女間では体の関係があったりすると、 それらのコストの元を取らなければ自分の行動が無駄になり否定されてしまうので、 過去の自分を正当化するために交際相手がイケメンだと思い込もうとする。 意味合い的には惚れた弱味に近いのかもしれない。 手の掛かるブサイクやダメ男を振るのはダメ男と付き合っていた自分が傷ついてしまうので惜しいと感じてしまうが、 優しくて真面目な男だとそれなりの価値がある男との付き合いだから、意外とあっさり突き放すことができてしまうのが人間心理の不思議な性質です。

・自分が原因で振られたと強く思い込んでいる

自分に自信がない人や日頃からコンプレックスを感じている人は、自分が悪いと思う内的帰属傾向が強いので、落ち込んでいる時間が長くなりがちです。 逆に何でも人のせいにする外的帰属タイプの場合は、精神的ダメージが少なく、すぐに立ち直ってしまう。 人は性格によって責任の所在を歪ませていることが多い。 実力不足なのに運が悪かったと反省しなかったり、 能力は十分なのに過度に自己卑下をして落ち込んだりする。 振られた時に立ち直れない人はネガティブな傾向がある。 彼氏と会えなくなると泣きたくなるぐらい悲しいことは確かですが、 諦めるべきところではクヨクヨしていても仕方ないので、ポジティブで前向きに生きた方が自分にとってはプラスになることでしょう。 別れた後に「元カレは嫌な奴だった」 と宣言してしまう女性の方が性格の腹黒さはどうであれ、精神衛生上は健康的になりやすいタイプと言えます。

・彼氏依存症タイプ

恋愛体質のメンヘラ女性は年上男性の安心感、包容力に甘えて付き合っては短期間で別れたりを繰り返しすことが多く、 そのたびに別れたことを後悔するループに陥っていたりする。 特に彼氏にべったり依存して束縛するタイプは、男性からのウケも悪くメールやlineを無視されたり、冷たくされることもある。 毎日連絡したい、電話で話したいと思う彼女は、ハッキリ言ってあまり長続きするタイプではないので、 結婚まで一直線に進めなければ同棲しようが何をしようが重すぎて逃げたくなってしまう。 大好きな彼氏が気になって仕方がないのは理解できますが、 長続きするカップルでいるためには自分から連絡しないで男性を1人にさせる時間を作ることが重要です。 キープや都合のいい女が複数いるような最低な男に限って女性の依存心を利用するのが上手いので用心しましょう。

・やり残したことがある

自分がやりたいロマンチックなデートや思い描いていた理想のコミュニケーションができなかった、 あるいは自分の欠点やコンプレックスを治さなかった後悔で未練が残ることがある。 特に人は「あの時〇〇していれば」ということをよく考える。 これは俗に言うタラレバというもので、よほど明確で理論的な反省点がない限りはあまり意味がない。 「もっとダイエットをしていれば、優しく接していれば、束縛していなければ」などはよくある例です。 心理学には未完成のものが気になるツァイガルニク効果というものがあります。 読みかけの小説や漫画、アニメなどが通常よりも気になるのは途中まで進んでいるのに結末がわからないからです。 彼氏との別れ、破局、特に一方的に振られた場合はまさにこの心理状況になるので、 捨てられたことでより忘れられなくなってしまいます。





人間は刺激に慣れる生き物で、長く一緒にいると彼氏や彼女と付き合っている時間がどれだけ価値があり幸せなものかわからなくなってしまいます。 別れた後に自分がどれだけ相手が好きか再確認することもある。 元彼を忘れたいのに忘れられない女性は大勢います。 しかし、その気持ちは本気で好きということが理由ではなく、 心理的な法則による暗示のようなもので依存しているだけの可能性もある。 まさに情が移っている心境であり、これは未練が残っている状況の中でもあまり好ましいものではありません。 よほど復縁したいわけでもなければ、過去の思い出を美化して、性格の悪い最低な元彼氏を追いかけてもあまり得はないです。 変な男はスッパリ忘れて、新しい異性との出会い、恋愛に期待した方が有意義かもしれません。 価値観が合わない男とは「結婚する前に早く縁を切れてよかった」と考えることが大切だったりします。






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